この記事には、ドラゴンクエストXIのストーリーにかかわる重大なネタバレが含まれています。
概要
勇者ローシュの恋人であったとされているが、フラれたわけでもないのに悲恋であったという話もまた伝わっており、何が起こったのかは定かではない。
はるか後の現代、彼女の名は伝説となり、ラムダに降臨したふたりの女児の赤子が生まれ変わりとされて、それぞれベロニカとセーニャと名付けられた。後の双賢の姉妹である。
余談
彼女が使用していたとされる「聖賢のローブ」「聖賢のサークレット」「ときのおうしゃく」は全てセーニャの最強装備であり、もう一方の片割れであるベロニカには何一つ回ってこない。
また、これらの装備は全て回復魔力の大幅な増加効果があるが、攻撃魔力への補正はほぼない。
従って、彼女は攻撃呪文が使えるにもかかわらず呪文による攻撃は初めから捨てていたと考えられる。
普通に考えればパーティ構成が勇者・賢者・戦士・魔法使いであったために回復役がセニカしかおらず、攻撃魔法は魔法使いウラノスに完全に任せて回復に専念していたと考えるのが自然である。
その一方、その魔法使いのウラノスは勇者を背後から襲う際に攻撃魔法ではなくわざわざ短剣を使用したり、魔王になった際もメラゾーマまでしか使用してこない、グランドクロスという「特技」を編み出すなど魔道士らしくない面がいくつか見られる。
それ故に、ローシュの時代はDQ5~8のように魔法がおよそ役に立たない環境で、それ故にセニカはMPを攻撃魔法に割くのは無駄だから回復魔法に専念し、一方のウラノスは劣等感を募らせてた結果あのような悲劇が起きてしまったと考えることもできそうである。