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ドミナリアの編集履歴

2018-03-08 23:38:42 バージョン

ドミナリア

どみなりあ

トレーディングカードゲーム、マジック・ザ・ギャザリングの背景ストーリーの舞台である多元宇宙に存在する次元の一つ。

『ドミナリア』次元の概要

多元宇宙の中心となる次元。我々が住む実際の地球によく似た惑星の形をとり、広大な海にさまざまな大陸が存在している。


ドミナリアという名は「ドミニアの歌」を意味する(ドミニアとは多元宇宙の古い呼び名)。多元宇宙においても非常に特殊な次元で、他の次元と比べて、常に多くの別次元と繋がっているという特徴がある。豊かなマナ資源があり、召喚しやすい多様なクリーチャーがいるため、プレインズウォーカーたちが好んで訪れる理由の一つとなっている。こういった諸事情により、ドミナリアは様々な意味で多元宇宙(ドミニア)の中心的存在になっているのだ。


この次元はコイロスの洞窟で古代の力を持つ石を見つけた大工匠、ウルザとミシュラの兄弟の生誕の地でも知られている。彼らは互いに力を求め、その欲望からこの兄弟は凄惨な戦争を引き起こし、ドミナリアを壊滅状態に陥れ、次元を氷河時代へ引きずり込む事態となる。兄弟戦争が終結を迎えたとき、ウルザは闇の次元 ファイレクシアを見つけました。そこは肉と金属と油で彩られた地獄で、生命と機械の境目はほとんど無いも同然の世界であった。


ファイレクシアによるドミナリアへの侵攻、その危機を救ったのが飛翔艦ウェザーライトとその乗組員。かの有名な空飛ぶ船には、太古の魔法工学品が積まれており、その技術は、船が次元を渡ることさえも可能にしていた。

ウェザーライトとその乗組員である英雄たち、そしてレガシーと呼ばれる一連のアーティファクト(プレインズウォーカー、カーンを含む)は、いずれも侵攻を撃退する力となる。


ドミナリアは、多元宇宙全体を脅かした時と次元の破損の中心地でもあり、プレインズウォーカーが引き起こした数々の大災害は、ドミナリアを荒廃させ、多元宇宙の構造をも不安定にしまうのであった。時間と空間が負ったダメージはドミナリアから他の次元へと広がっていくものの、数多くの強力なプレインズウォーカーが裂け目を修復し、次元を再び安定したものへと復帰させたのであった。


ドミナリアの1年は420日である。ほとんどの文明圏では1か月を35日、1年を12か月とし、ウルザとミシュラの生まれた年を紀元0年とするアーギヴィーア暦を採用している。略号はARであり、「××××AR」で「アーギヴィーア暦××××年」を示す。


ウルザ、ミシュラ兄弟が生まれた年を紀元とし、ドミナリアに合わせ、1年を420日としている。ドミナリアの多くの国々で利用されている。


主な出来事

  • 20ARごろ〜64AR

ウルザとミシュラ、2人の工匠の兄弟の対立は、テリシア大陸中の国家と部族を巻き込んだ争いに発展していった。そして後世、『兄弟戦争』と呼ばれる戦争に至る。アルゴス島の最終決戦においてミシュラが既に生きる機械と化していたこと、そして彼の口から、彼が異世界ファイレクシアの悪魔にその魂を捧げていたことを知ったウルザがアーティファクト・ゴーゴスの酒杯の力を解放、ミシュラもろともアルゴス島の大半を粉みじんにするほどの大爆発を起こし、島にいたほとんどのものを敵味方関係なしに海へと沈めた。


  • 450AR頃

ウルザがゴーゴスの酒杯の能力を解放したことで起こった膨大なエネルギーによって、決戦の地アルゴスをほとんど消滅させ、ドミナリアを含む12の次元が多元宇宙から隔離された状態になり、その影響でドミナリアの気候は寒冷化し2000年を越える氷河期を到来させた。


  • 2,934AR

プレインズウォーカー・フレイアリーズが執り行った大儀式によって、次元の隔離は破壊されドミナリアの氷河期は終わり、”雪解けの時” を迎える。2934ARから20年間続き、気候が安定するまで気温は上昇した。 ただしその反動により各地で海面上昇が起きて多くの都市が水没し、疫病や戦争の原因となる。『フレイアリーズの世界呪文』と呼ばれる大儀式である。


  • 3,285AR

来たるべきファイレクシアとの戦争への準備の一環として、ウルザはトレイリアに研究施設、兼、学校、そして来たるべき戦争時には拠点となる予定のアカデミーを開校する。


  • 3,307AR

ファイレクシアの工作員ケリックが学院に潜入、襲撃を受け学院は修羅場と化す。この襲撃を阻止するために カーンが襲撃の直前に送り込まれる。そして事前に警告を発すことで過去を変えることには成功する。しかしタイムマシンは負荷に耐え切れず暴走、大爆発を起こしてトレイリア周囲の時空間は乱れ、生徒や教師たちのほとんどが死亡した。


  • 4,205AR

ファイレクシアは念願のドミナリア侵攻を開始する。総ドミナリアの世界各地で同時多発的に複数の次元の門を開き、そこから巨大な空中戦艦や飛翔艦、そしてそれらに搭乗・搭載したファイレクシア軍やあらゆる兵器を継続的、かつ、大量に送り込み続ける電撃戦。その圧倒的な物量の波でドミナリア連合軍を押しつぶさんとする一方、各種の疫病をドミナリア全土にばら撒き、ドミナリアの生産力や連合軍の戦線維持力を消耗・衰えさせた。

第二フェイズとしてファイレクシアの前線基地として創り出した人工次元ラース覆い被さるように転移させドミナリアをファイレクシア化させるという計画であった。

しかし、ファイレクシアに潜入した9人のプレインズウォーカーたちの同盟ナイン・タイタンズは仲間を失いながらもファイレクシア各地に爆弾をしかけることに成功、ファイレクシア次元を破壊することに成功する。


  • 4,305AR〜4,305AR

陰謀団が全域に勢力を広げオタリア大陸にて、この時代ミラーリを手にした人物がその魔力によって暴走する事件が多発する。一連の騒乱は最終的にドミナリアの魔法そのものの顕現である邪神カローナ出現にまで至る。


  • AR46世紀ごろ

何度も繰り返された大災害によって時間や空間、エネルギー、魔力、その他多くのものが歪み、世界のひび割れは「裂け目」となってドミナリアを侵食、次元そのものを荒廃させる現象を引き起こす。多くのプレインズウォーカーが自らの灯と命を捧げて食い止める。これが後に多元宇宙におけるプレインズウォーカーの性質を変える『大修復』である。


関連ページ

MTG

次元(MTG)


同次元出身のプレインズウォーカー

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