ダッコン
だっこん
プレインズウォーカーであるジアドロン・ディハーダの「プレインズウォーカーの能力と引き替えに史上最強の武器たりうる一振りの剣の鋳造を求める」依頼に応じ、期限に定められた10年の月日と自らの息子すらも含む何百人もの身体で刃を冷却する最も汚らわしい魔法を用いた末に“黒き剣”を鋳造したがディーハダによりプレインズウォーカーの力を与えられた後に“黒き剣”の力で自らの魂そのものを縛られ自分自身をディハーダに隷属する「最強の武器」とされてしまう。
その後数千年に渡り、ディーハダへの復讐の戦いを繰り広げることになる。
※次元:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける異世界の一つのこと。
『マジック:ザ・ギャザリング』背景ストーリー世界は
「限りなく広がる多元宇宙の中に文字通り数え切れないほどの次元が存在し、大半の各次元の住人達は多元宇宙や次元の存在はおろか、自身の住まう次元以外の世界の概念すら認識することなく暮らしている」
という世界観である。
※プレインズウォーカー:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける「プレインズウォーカーの灯」と呼ばれる次元間を移動できる先天的な希少な能力の持ち主達のこと。
『ドミナリア』
『ドミナリア』の背景ストーリーでは、『ドミナリア』の時代のドミナリア次元における陰謀団を支配する悪魔、ベルゼンロックがドミナリアの歴史を書き換え、あらゆる悪の背後の存在として自身を本来より遥かに強大なものに見せかけようと歴史改竄を謀っており、その一環として陰謀団の工作員にダッコンの“黒き剣”を回収させ、陰謀団の信奉者にその剣を鍛え上げ、振るった者がベルゼンロックであるかのように振る舞わせている描写が見受けられた。
(『ドミナリアへの帰還 第1話』)(外部リンク参照)
黒き剣のダッコン
影の処刑者、ダッコン
カード名 | 影の処刑者、ダッコン/Dakkon, Shadow Slayer |
---|---|
マナコスト | (白)(青)(黒) |
カードタイプ | 伝説のプレインズウォーカー — ダッコン(Dakkon) |
能力 | 影の処刑者、ダッコンは、あなたがコントロールしている土地の数に等しい数の忠誠(loyalty)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。 |
[+1]:諜報2を行う。 | |
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。それを追放する。 | |
[-6]:あなたは、あなたの手札かあなたの墓地からアーティファクト・カード1枚を戦場に出してもよい。 | |
初期忠誠度 | 0 |
黒き剣のダッコン 影の処刑者、ダッコン(カード化名義)
コーラシュ(黒き剣の継承者コーラシュ。“黒き剣”の後世における持ち主の一人)
ギデオン・ジュラ(黒き剣のギデオン。“黒き剣”の後世における持ち主の一人。『ドミナリア』でのベルゼンロック率いる陰謀団との戦いの末に「黒き剣」を手に入れ、『灯争大戦』におけるニコル・ボーラスとの戦いにおいて用いた)
背景ストーリー
- 『ドミナリアへの帰還 第1話』(背景ストーリー名前と彼の鍛え上げた「黒き剣」と思われる剣のみが登場)
人物紹介記事
- 「『モダンホライゾン2』の伝説たち 再来編」(登場人物紹介記事。ダッコンの来歴に関する解説がなされている)