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千紫万紅・神便鬼毒の編集履歴

2018-03-18 20:35:26 バージョン

千紫万紅・神便鬼毒

せんしばんこうしんぺんきどく

『Fate/Grand Order』に登場するアサシンのサーヴァント「酒呑童子」の宝具

椀飯振舞、よろしゅうな?

死にはったらよろしおす…… 『千紫万紅・神便鬼毒』。はぁ……骨の髄までウチのものや

概要

  • ランク:B
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1〜50
  • 最大補足:100人

Fate/Grand Order」に登場する酒呑童子宝具

杯から零した酒が一面に広がり、それに触れて溶けた相手を杯で飲み干す。

比喩では無く対象を『骨抜き』にし、『酒に呑ませる』宝具。

対象を溶かして酒に変える宝具としては、西遊記で有名な金角銀角の持つ「紅葫蘆(べにひさご)」が有名である。


『千紫万紅』とは百花繚乱と同義語、『神便鬼毒』は酒呑童子を屠るために醸された対鬼神用の毒酒である。神便鬼毒には特殊な呪術が備わっており、無類の酒豪たる鬼をも酔わせその自由を奪い、鬼の持つ絶大な妖力さえも根こそぎ封じてしまえる特上の呪物

勿論、鬼も認める“極上の美酒”でもあるため、この甘美な猛毒の誘いに勝てる妖魔は多くないと思われる。

これほど強い酒となると、比肩し得るのは童子の祖である八岐大蛇を酔わせた“八塩折之酒”ぐらいだろうか。

ちなみに上記のとおり、この酒は酒呑童子の物ではなく、むしろ敵である頼光側が酒呑童子を倒すために用いた物である。まあ、同じようなことをしている人は他にもいるが……。

この神便鬼毒酒に関して言えば、罠とはいえ酒呑童子に対して振る舞われたものには違いないため、最終的には彼女の所有物となったと解釈できなくもない。酒呑自身もこの酒の味を大層気に入っている様子なので、強引に自分の宝具にしてしまったのかもしれない。さすがは酒呑みを名乗る鬼といったところか。


なお解説の紹介にある“紅葫蘆”は、正式には「紫金紅葫蘆(しきんべにひさご)」という。

太上老君の五大宝貝の一つで、本来は不老不死の霊薬「金丹」の入れ物の瓢箪

名前を呼んで返事をした相手は、たとえ偽名でも問答無用で吸い込み、中で溶かして酒に替えてしまう効果を持つ。

相対した孫悟空も名前を呼ばれて返事をしたらOUTというところまでは事前に調べていたが、名前の真偽はお構いなしという性質までは解る訳もなく、偽名を使って乗り込んで見事に吸い込まれてしまった為に「この安物が!!」と悪態をついたほど。結構いい加減な宝貝である。

だが、一方で「溶かして酒に替える」効果に関しては非常に強力であり、太上老君の八卦炉(上記の金丹を鍛えるために使う超高温の火炎炉)の炎に鍛えられていた悟空(太上老君はこの炎で悟空を殺そうとしたのだが、あまり効果が無かった)でさえ、「長時間はマズイ」と評するほどであった。


Fate/Grand Order』における性能

アサシンクラスとしては貴重な全体攻撃宝具。

種別はArts。効果は【敵全体に強力な攻撃[Lv.1]&弱体耐性を小ダウン(3ターン)&防御力を小ダウン(3ターン)&攻撃力を小ダウン(3ターン)&宝具威力を小ダウン(3ターン)&クリティカル発生率を小ダウン(3ターン)&スキル封印状態を付与(1ターン)&毒状態を付与(5ターン)】


関連タグ

Fate/GrandOrder 酒呑童子(Fate) 宝具

   溶解

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