概要
最悪のゲームシステムと、魅力的なSF的世界観を兼ね備えた、プレイしたいけどプレイしたくないファミコンゲーム。
クソゲーポイント
- 開始直後、OPもイベントも無くいきなりフィールドに放り出され、何をすべきか全く分からない。(一応最初の街は主人公のすぐ左にあるのだが、街らしきアイコンは無く「超能力で隠している」という言い訳がましい設定がある。)
- とにかくプレイヤーキャラが歩くのが遅い。
- そのくせ街やダンジョンから出ると、全然違うところに出てくるなど、マップの繋がりがおかしい。
- 最初のフィールドにいきなり強敵が出現。戦闘中に逃げる事もできないため、運に大きく左右される。
- ゲームが進むと、敵味方ともに、HPは高く攻撃力は低い状態になる。おかげで戦闘がなかなか終わらない。
- 下手に武器を買うと、敵にダメージを与えられなくなる。
- ゲーム中の重要アイテムが、見えない状態で落ちており、運よく拾ってもエフェクトなどが無く、まずプレイヤーには気づかれない。というか何を拾ったのかもよく分からない。
- ある仲間の加入条件があまりに難解である。
登場人物
サイキックたち
「クルーⅢ」の支配下に置かれていない人間。だが正体はクルーⅢによって作られたミュータントである。
この物語の主人公。物を壊す「ぶれいく」の能力を持つ少年。
発電施設に幽閉されていた青年。空間を飛び越える「じゃんぷ」の能力を持つ。
わけあって病院に幽閉されていた女性。ダメージ床を無視できる「しーるど」能力を持つ。
一般人のふりをして迫害を免れていた少女。読心術「てれぱし」の能力を持つ。
一般人
惑星アクアの住民
- イルカ族
人類以上の知能を持つ生命体。惑星アクアで自分達が生存していくためのアシスタントを探している。サイキックたちには好意的。
- シャチ族
人類以上の知能を持つ生命体。人類およびサイキックを快くは思っていない。自分たちをイルカ族より優れていると考えている。
立ちふさがる敵
陽気な超能力者は、陰気な敵に会うと長生きできぬ。
- ガードフォース
アークCITY所属の軍隊。様々な装備で武装した部隊がおり、サイキックを捕えようと作戦を展開する。
らむじ/ちぇいさ/くらっしゃ/ばたりあん/えるみねーた
- 異様な生物
遺伝子操作で造られた攻撃本能しかない異様な生命体。サイキックを病気で行動不能にする「かりう」など、各種特殊攻撃を持つ個体も多い。
さらまんど/ぺるぜでぶ/さんふらん/のーずあい/ぽいすん/ゆりだぬす/ばーすとのう/もっこし
- ロボット
クルーⅢによって製造された白い外装に青いカメラ・センサーアイに規格統一された戦闘機械群。
じゃんく/ふらっか/しゅーた/すとーか/らんじゃ
- デスサイキック
遺伝子操作で造られた人工サイキックの軍団。非常に強力な存在で序盤の壁となる。高位になるほど幼い外見になっている。
- 正体不明
「クルーⅢ」以前より存在する謎の生命体。
余談
シナリオやBGMが良質であるだけに非常に勿体ないと嘆いたある有志により、非公式リメイク作品「STARGAZER」「ロマンシングステラバイザー」が作られた。