概要
3代目の「ビスタカー」、近鉄30000系(通称「ビスタⅢ世」)は1978年にデビュー。1985年までに4両編成15本が製造された。
その後「アーバンライナー」(21000系)や「ACE」(22000系)の登場により設備面等で見劣りすることから1996~2000年にかけて大規模な更新工事(A更新)が施行され、内外装が大幅に改装された。
「ビスタEX」という名称はこの時に与えられたものである。
更新工事の際、ダブルデッカー車は構体の上半分を取り替える大規模改造を受けている。2010~2012年には再度更新工事(B更新)を施工、座席の取り換え・行き先表示のLED化・中間車1階席のグループ専用席化等が行われた。
現在は2度目の塗装変更が順次行われている。
現在、V01~15編成の全車が西大寺車庫に配置され、大阪・京都・奈良・名古屋・伊勢志摩の各方面で幅広く運用されている。