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編集者:ken1995
編集内容:ワーム型について追記、地球の現状についても

概要

アニメ映画『GODZILLA』に登場する生物群の総称。

名前はラテン語で奴隷を意味する。

体を構成する細胞が人類が地球脱出以前にゴジラに行った核攻撃の際に採取されたゴジラの細胞のデータと97%一致していることからゴジラを起源とする“ゴジラの亜種”であるとされている。

オリジナルであるゴジラが支配する2万年後の地球において、現時点では“飛翔型”“ワーム型”の二種が確認されており、その飛翔型はワーム型を餌にしているという独自の食物連鎖を築いているとされている。

飛翔型

長い首を持つドラゴンあるいはワイバーンのような形態のセルヴァム。

青灰色の荒々しい体表で覆われた胴体と翼に虫のように複数の目を備えた頭部というクリーチャーじみた醜悪かつ不気味な姿が特徴。

その体には金属物質に酷似した生体組織が含まれているようで、それにより強い電磁気を発生させる特性を有しているらしい。

全長はおおよそ10mほどであり、火炎や毒液を吐くわけではない。

しかしながら、歩兵用の自動小銃(異星技術により.338ラプアマグナム弾と同程度の威力を確保)をそれなりの弾数浴びせねば倒れず、揚陸艇を破壊するほどのパワーを有しており、しかもこの体格でホバーバイクに追随する速度・上昇性能を持つ。性質は極めて獰猛で、しかも群れを成して獲物を襲うため危険度はかなり高い。

実在する最大級の翼竜が、せいぜい成人男性程度の体重でゆったりと飛ぶのが精一杯だったことを考えると、既知の生物学を超越した常識外の生物。

ゴジラに比べれば見劣りはする者の、やはり文句なしの怪獣である。

ワーム型

地上棲のセルヴァム。

現在の地球における生態系の中では下位にいるとされ、上記の飛翔型セルヴァムに食われる被捕食者である。

巻き付いて対象を捕縛する、体をくねらせて移動するなど、動きは大型のヘビに近い。防御力はセルヴァムに準じ、おまけに細長く俊敏であるためライフルで狙いづらい。

映画本編では農務の中であったため全体像が分かりづらいが、明確な姿は公式イラストレーション(※)の一つに描かれており、その形態はなんとなく別映画巨大蟲に似ている。

※ちなみに映画本編ではこんな場面はないです。

その他

映画本編では密林の中の木を這う数cmほどの芋虫にような生物が一瞬映っているが、これもセルヴァムと呼ばれているかは不明。

2万年後の地球ではほとんどの生物がゴジラの形質を一部受け継いでおり、生態系全体がゴジラに奉仕するシステムとなり果てている。

セルヴァムを「ゴジラの因子を有する生物」と定義するのであれば、地球上のほぼ全生物がセルヴァム化しているということになるかもしれない。

余談

同じくアニメ作品として制作されたハンナ・バーベラ版『GODZILLA』にはゴズーキーという翼(正確には皮膜)を持った“ゴジラの親戚”に当たる怪獣が登場している。

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編集者:ken1995
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