CV:鈴木弘子
人物像
黒の組織の科学者でイギリス人と日本人のハーフ。宮野明美と灰原哀(宮野志保)の母親で、灰原が生まれて間もなく、夫の宮野厚司と共に事故(研究所の火事)で亡くなったとされている。
正式なコードネームは不明だが、組織からは「ヘル・エンジェル」と呼ばれていた。
娘の志保にメッセージ入りのカセットテープを遺しており、開発中の薬を「シルバーブレット」と呼んでいたことを告白。
安室透(降谷零)の回想では、容姿についてケンカした幼少期の降谷に「じゃあそのケンカしたお友達に言ってやりなさい…人間なんて見た目は違っても、切り裂いて一皮剥けばみーんな同じ血と肉の塊…その証拠に…黒人も白人も黄色人種もみーんなこの通り…赤い血が流れてるでしょ?って言い返してやりなさい!」「ケンカの相手と仲直りする為の名誉の負傷なら…絆創膏ぐらいは貼ってあげるわよ?」と、やや過激ながら至って穏健で良識的な面が明らかになり、それまでの「無口」「陰気」「何を考えているのかわからなかった」といった不穏な印象が覆ったが、これは烏丸グループと関わる前の本来の人物像と推測される。
烏丸グループの誘いについては彼女の姉は否定的だった。
なお、夫の厚司いわく「人見知り」だそうだが、同じハーフである降谷は特別とのこと。
原作者からは降谷の初恋の相手と明言されている。