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鳥山明の漫画『Dr.スランプ』の登場人物。

担当声優 第1作・内海賢二/第2作・屋良有作

初期設定では175cm、80kg。

概要

博士号を持つ科学者で本人曰く「天才」で、実際にも発明品で証明されてはいるが、作るものや言動には詰めが甘かったりどこか抜けているモノが多い。またスケベで性的欲求の解消の為に才能の無駄遣いをすることが多い(もしかすると童貞疑惑もある。後述)。

そのため村の住民たちからも一応科学者としては知られていて、発明家として村では有名だが「ドクタースランプ」の異名を持つ(作品終盤では一時期出番が激減気味だったため、科学者であることを村民も忘れかけていた)。完成させたものは宇宙船、海水から造られる「ロボピタンA」、破壊された家でも一瞬で修復可能な「変身ポンポコガン」、タイムストッパー、タイムマシンなど、確かに才能は計り知れないものがある。(アニメでのドラゴンボールとのコラボ回では時間こそかかったがドラゴンレーダーを修理している。また「」69話にてアラレやDr.マシリトと共に再登場するが声優はアラレが1作目の小山茉美に対し千兵衛とマシリトは2作目の声優である屋良と置鮎龍太郎が担当した。)

老けて見えるが、連載開始時は28歳だった。

一目ぼれした則巻みどり先生の前や発明が成功した際に劇画調の二枚目によく変身する(周囲からも驚かれ、あまり物事に動じないアラレやガッちゃんすらもビックリするほどの変身である)が、3分間しかもたない。本人曰く「普段はギャグの姿でシリアスになればこの姿」との事で、本来の基本は整った容姿である事が示唆されている。

みどりとは後に結婚し、ターボニトロ、名前不明の次男坊(単行本16巻参照)の3児をもうける(ちなみに、ターボは当時の鳥山の愛犬の名前)。

性格

スケベでだらしないが、純粋で心優しい男である。アラレちゃん達の引き起こす騒動の被害者役だが、それでもアラレちゃんとガッちゃんを家族として見守っている器のでかい博士である。

余談

連載開始当初は主人公だったが、編集者の意向で主役をアラレちゃんに交代させられたのは有名な話である。

とは言ってもキャラクターの存在感が薄まることはなく、破壊的なボケを連発するアラレちゃん達に対するツッコミ役に落ち着いた。

スケベなくせに実は「子供の作り方」はあまりよくわかっていない事が判明。それなのにみどりとの間にいつの間にか子供を授かったという。ちなみにみどりも同様であまりよくわかっていない。この事を聞いた空豆タロウの両親は実に困惑している。断っておくがターボとニトロは紛れもなく二人の実子である。

一体田舎でありながらどうやって生活費を稼いでいるのかが謎だったが、どうやら発明品を売っているらしい。

また、アラレたちのツッコミ役で常識人的な面も見せるが、ペンギン村というド田舎の環境に加えて本人も天才科学者のくせにアホなため、やはり価値観や考え方にはボケたところを見せる事も多い。

ちなみに遠く離れた田舎に住む祖父がいるのだが、やや近代化が進んでいるペンギン村よりも上回るド田舎である。

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