「つらら、あんたの業は…あたしが半分受けてあげる」
概要
新膳(しんぜん)中学校に通う中学2年生(2年C組在籍)で、親友・高橋つららと共にテニス部に所属し、ダブルスを組んでいる。
青みがかった黒髪ショートヘアで、左目下の泣きぼくろが特徴のボーイッシュな少女。
冷静かつ、親友であるつららを大事に思う友達思いな性格で、ある理由で謎のwebサイト『魔法少女サイト』から与えられたステッキを手にしたつららの苦しみを知ったことをきっかけに彼女と共に自身も魔法少女となる。
ステッキ
ステッキの使用で出血する部分は膣、髪はライトイエローに染まる。
元々はつららが魔法少女サイトから与えられたステッキだったが、雹花が預かることになった。
来歴
親友との出会い
かつて父親を事故で亡くしたショックで引きこもりになってしまうが、その時毎日見舞いに来るようになったのがつららで、彼女に対して次第に友情を感じるようになり、テニス部の全国大会に出たいという彼女の夢を叶えたい一心から立ち直り、「二人で一緒に夢を叶えよう」と誓い合い、無二の親友となった。
こうして親友同士となったつららと雹花は、部活内で「高月コンビ」と呼ばれるようになり、紆余曲折を経て、全国大会出場権を獲得した。
親友の苦しみ
しかし、念願の全国大会出場権を獲得して喜ぶのも束の間であった。
以前からテニス部の男性顧問・倉木に脅され、肉体関係を強要されていたつららが妊娠してしまい、突然全国大会を諦めて部活をやめようとすることにショックを受け、親友にも打ち明けられない大きな不幸を背負ったつららは魔法少女サイトと出会い、電動ドリル型ステッキを与えられた。
つららは妊娠の事実を倉木に報告するも、中絶するよう見捨てられた上、意中のクラスメイトである赤井から贈られたキーホルダーを壊され、一方的に自身や赤井を侮辱されたことに逆上し、手にしたステッキで倉木を殺害、雹花は偶然にもその現場に遭遇してつららの苦しみや倉木の正体を知ってしまう。
親友の苦しみを知った雹花は、倉木に対して「つららを汚した最低の男」と呼んで強い憎悪を抱くようになり、「つららを苦しめる奴は死んでも構わない」という思想を持ち始め、自身もつららのステッキを使って倉木の遺体を処分して証拠隠滅を行った。
そして全国大会が終わってからの9月に自首をしようと、つららと決めた。
決別宣言
雹花は顧問の子を妊娠してしまった(妊娠8週目)つららの中絶費用を集めるべく、つららから預かったステッキでオヤジ狩りを行うが、クラスメイトの安條磯子に犯行現場を目撃され、自分達の秘密を知られてしまうが、彼女も魔法少女の一人であるらしく、二人の秘密を特に公言するつもりもないと語っている。
そんな中、つららが現実逃避をする形で赤井と交際を始めたことにショックを受け、決別宣言をした。
関連タグ
奴村露乃:本編におけるもう一人の主人公的存在となる魔法少女。