黒い薔薇よ二つの蕾よその饒舌なる沈黙よ願わくばこの場にて我らの秘めたる罪を明かしたまえ・・・！
概要
金田一少年の事件簿での事件の1つでかつて金田一少年が解決した事件のうちの一件。
20周年記念シリーズ最終作でドラマ版(山田版Neo)の最終回でもある。20周年記念シリーズでは第4～5巻に収録。全14話。
テレビドラマでは第4シーズン(neo)第8話・第9話として2014年9月13日と20日に、テレビアニメでは「R」第32話～第36話として2015年11月14日～12月12日にかけて放送された。登場する怪人は「ローゼンクロイツ(=Rosenkreuz ドイツ語で「薔薇十字」を意味する)」。高遠の異母妹が登場する。
あらすじ
「薔薇十字」を意味する謎の人物・ローゼンクロイツから脅迫状を受け取ったのは地獄の傀儡師・高遠遙一。 異母妹を人質に挑戦状を叩きつけられた高遠はなぜかその異母妹を守ってもらうために、宿敵である金田一一に協力を依頼。一から話を聞いた美雪も、自ら同行する。彼らがやってきた薔薇十字館には既に8名の人間が集められていたが、そんな中、ディナーとして運ばれてきたはずの料理の皿から、人間のバラバラ死体が出現する。招待客を薔薇の花言葉に見立て次々と手にかけていく殺人鬼「ローゼンクロイツ」に、高遠と金田一が立ち向かう。
登場人物
- 白樹紅音：不動高校生物学教師。
- 佐久羅京：カメラマン。
- 祭沢一心：バイオ・フェス社長。犯人のおっぱいに背中を挟まれて死んだ幸せな人物。
- 冬野八重姫：ブリザーブドフラワーアーティスト。27歳だが厚化粧でコッテコテなギャル。
- 月読ジゼル：花詠みの歌人でかわいいゴスロリおっぱい。
- 小金井睦：薔薇園経営者。酔っ払いスケベ親父。
- 禅田みるく：織物師、「みるく」ｗ。
- 毛利御門：管理人。
- 皇翔：元社長で現在はバラバラ死体。薔薇だけに。
怪人『ローゼンクロイツ』
薔薇十字館の主で薔薇の披露宴に見立てて招待客を次々に殺害していく。薔薇風呂が好きである。
