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カイ(カンフーパンダ)の編集履歴

2018-07-12 18:17:21 バージョン

カイ(カンフーパンダ)

かんふーぱんだのかい

カイとは、ドリームワークス制作の『カンフーパンダ』シリーズに登場するキャラクター。

「よお、ウーグウェイ導師」

「しかも今度は、俺を止める貴様はいない」

「カイ様の世になるのだ!」

概要

CV:英語版「J・K・シモンズ」/日本語版「石井康嗣


一人称は字幕では「俺」「おれ」「俺様」「カイ様」。

二人称は「貴様」「お前」「名前呼び」。

三人称は「そいつ」「ヤツ」。


カンフーパンダ3』の悪役。特徴的に枝分かれした巨大な角と翡翠色に光る目を持った、500年前の中国の牡牛の将軍。500年前は、角が枝分かれしていなかった。


戦闘力は非常に高く、ウーグウェイ導師とほぼ互角。武器は長い鎖で繋いだ2刀の翡翠刀。

そんな彼の最大の特徴は、気功で相手の気を翡翠に変え自分の力にする技を持つということ。気を奪った相手を生死に関係なく翡翠のゾンビ(「ジョンビ」)に変えて具現化、隷属できる。翡翠宮を一撃で破壊し崖を「昇り」きるなど超常的な身体能力を体現する。また、翡翠に変えた者を実体化し視覚や聴覚等をリンクさせて操ることもできる。また、回収する事も可能。


ウーグウェイを憎んでおり、彼に連なる中国全土のカンフーマスターの全滅や痕跡の撲滅を企む。

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以下ネタバレ注意!!
















物語の500年前、カイは中国全土でもトップクラスの重鎮であり、「カイ将軍」、「中国最高の闘将」、「翡翠のスレイヤー」、「苦痛のマスター」、「復讐の獣」、「未亡人を作る者」などの呼び名があった。


ウーグウェイの戦友だった彼は、一緒に大軍を率いていた。ある時、待ち伏せを喰らい、戦闘で重症を負ったウーグウェイを何日も抱え、「パンダの村」にたどり着く。彼らの操る癒しの“”を与えられウーグウェイは回復するが、カイは気を与えることが可能ならば奪う事も可能ではと考え付き実行。相手の気を自分の気に変える力を得たが、カイを危険視したウーグウェイとの対決の末に敗北、「魂の王国」へ追放(=死)されてしまう。この時、カイの使用した武器は両端に刃の付いた槍剣であり、真っ二つになった。ウーグウェイの武器は杖であり、500年後に同一の武器または類似の存在も再び対峙することとなる。

その後は「魂の王国」で力をつけ、伝説となったカンフーの老師達を次々と打ち倒して翡翠に変えていく「コレクター」となった。そして遂に、ウーグウェイと「魂の王国」での戦いに勝利し翡翠へと変えた。これによって十分な力を手に入れたカイは、その力で“霊の戦士(スピリットウォーリアー)”となって「肉体の王国」に蘇った。

ちなみに気を奪ったことが関係しているのか、生前と違い角が増えているなど、角の形が大きく変わっている。


しかし本編のウーグウェイとカイの認識の食い違いを考えると、カイが力に溺れてウーグウェイを裏切ったという、単純な話ではないようなことが暗示されている。

カイはウーグウェイを兄弟同然に思っており、その口ぶりも「ウーグウェイ裏切った」と認識している。生前?は全土に名が知れた将軍なだけでなく、立派な人物であったと予想され、率先して戦場に立ち、友の為に命を懸ける事のできる勇敢さを持っていた。現世で暴れ回るのもウーグウェイの全てを否定する為であり、ウーグウェイの像を(皮肉かどうかは不明だが)称賛し、対戦相手の気の強さつまり実力を褒めるなど、所々に本来の性格が見える。自らの名前を残す事に執着しているのか、劇中では何度も自分が歴史に残っていないか質問をする。しかしウーグウェイの名前だけが広まっており、残念がる節がある。その意味ではポーとノリが似ている部分もあり、利害の不一致がなければ友人になれたかのような会話もしている。剽軽な面や感受性に富む面もあり、自ら敵を挑発する事も少ない。


また、ポー達は当時の出来事を「ウーグウェイが残した巻物」経由でしか知らず、パンダ村での真実は彼とウーグウェイしか知らない。

さらに、ウーグウェイがなぜ彼が蘇ると予言することができ、さらにカイがその方法を知っていたのかは不明。気にはそれを可能にする力があるのかもしれない。


英語表記は「Kai」。当初はヤクをモデルにする予定だったらしい。

イメージのモデルは、一作目に検討された、タイランの軍勢のボスにいた「四本腕のヤクの闘神」だとか。複数の腕を再現するために、当初は髪の毛が念力によって第三の腕として機能するプランもあった。


彼の右腰には翡翠にされたタイランが居るのが、あちこちのシーンで短い時間だが確認できる。


魂の王国で倒したカンフーマスター達は日本語と英語で倒された数のニュアンスが変わっている。日本語では「今まで出会ったマスター全員」で、英語では「出会ったマスター全員」か「魂の王国のマスター全員」か判断しにくい節がある。だが、少なくとも、サンダーライノ(サンダリングライノ)やドルフィン、ゴートやコモドドラゴンなど、故人のマスターが他に数多く言及されているのにジョンビにされていない、中国全土のマスター達を拉致したと言われているが、公式の設定でジョンビにされたリストに入っていない、カイが倒された際にも、存命組ではクロコ、チキン、ベア、フュリアスファイブとシーフーしか解放されていないので、やはり「出会ったマスターは全員」というのがより辻褄が合う。


皮肉な事に、名前で言えば「龍の戦士」に一番近いタイラン同様、カイは、見た目や性質では最も「龍」に近い性質を持っている。


当初は異なるキャラクター性を持っていたらしく、声優としてマッツ・ミケルセンが予定されていたが、キャラクター性の変更により役を降りたらしい。


また、魂の王国では巨大で怪物のような姿になる予定でもあった。


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