「愚かですねぇ、ベガ様にお仕えする栄誉をこんな事で捨てるとは…」
プロフィール
概要
F.A.N.G(ファン)は『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。ストリートファイターVで初登場するプレイヤーキャラクターで、犯罪組織シャドルーの四天王の内の一人。そして自称亡国の王族で自称シャドルーのNO.2!そう!あくまでも自称!
前作サガットがシャドルーを抜け、その後釜に座る形で昇格した。
後述の出来事から総帥であるベガに心酔しており、彼に忠誠を誓っている。シャドルー内では主に実験を行い、傘下組織であるS.I.N社が壊滅した後の兵器開発部門を担当している。
普段は「~デス」「~デショ?」とすっとぼけた話し方をするが、時に四天王の実力に見合った迫力が覗く。
戦闘では毒手を用いたトリッキーな戦い方をする。この毒手による毒はかなり強力で組織を裏切ろうとした人間をドロドロに溶かしている。
また毒煙を出して逃走に利用することなども可能。
数字の「2」をラッキーナンバーと考えており、戦闘中は身長を222cmにする為に常に爪先立ちする程。更に攻撃が2ヒットしたり、技名には「双」や「両」など2を連想させる字が入っている。
その癖、服に書かれた「貳(弐の旧字体)」の字は間違っているらしく、春麗には「本当に中国人か?」と疑われている。
ストリートファイターシリーズとしては珍しく、痩身長躯のスレンダーな体つきをしている。ガリガリかと思いきや意外にも筋骨隆々。いわゆる細マッチョ。
出身は「アジアのどこか」と表記されている。
アナザーコスチュームは過去所属していた麻薬組織時代の服。
基本性能
攻撃のほとんどが2ヒットすると言うこだわりぶりが特徴。
スピーディーなゲーム性で珍しくタメ技で構成されている。
体が大きく体力も少し低いの上に通常技の小回りが効かないので毒に浸して敵を近寄らせない方にする戦い方が求められる。
クリティカルアーツの「死屍累々」ではなんと空を飛ぶ。少しだけど鳥になれる。
経歴
グーハウ時代
F.A.N.G(ファン)は幼少からアジア有数の麻薬組織『グーハウ』で毒手の拳法を叩き込まれる。『グーハウ』は攫ってきた子供を毒手の使い手にし、暗殺や用心棒をさせることでも有名な組織である。毒手の修行は「服毒と毒への接触を繰り返して体内に蓄積する」という危険極まりないものであり、その過程で多くの子供達が命を落とす中、F.A.N.G(ファン)は『グーハウの牙』と呼ばれる屈指の毒手使いにまで成長した。
シャドルー傘下入り直後
その麻薬組織グーハウがシャドルーの傘下入りをし、ベガに謁見しようとした際にグーハウの他幹部たちと共にベガ暗殺を試みる。グーハウの幹部はベガにより皆殺しにされたが、唯一生き残ったのがF.A.N.G(ファン)である。
その時に自慢の毒手の毒がベガに全く効かず、毒の力を上回るサイコパワーとそのサイコパワーを完璧に操るベガの強さに畏敬の念を抱き心酔する様になった。
その後のシャドルー時代
サガットがシャドルーを脱退し、四天王の一人が空席になっていた事で昇格。兵器開発と人体実験の責任者としてベガの命令を忠実にこなす。ベガ親衛隊ことドールズの調整も行っているようで、その内の一人には自ら調合した神経毒を分け与えている。
同じ四天王であるバルログやバイソンとはそりが合わず、前者は「キザ野郎」後者は「無能」と言いたい放題である。
ベガが推し進める「黒い月」計画の責任者に任命されるが・・・。
余談
ドラマCDに李妖狗という名前のシャドルー所属の暗殺者が登場しているが彼の声優も千葉氏である。
関連動画
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グーハウ時代