概要
1921年、ワシントン海軍軍縮条約は建造中の艦船を全て廃艦とし、米英:日:仏伊の保有艦の総排水量比率を5:3:1.75と定めた。
未完成だった戦艦陸奥を廃艦にしたくない日本は強引に保有を認めさせたが、その代償としてアメリカに3隻、イギリスに2隻の戦艦新造を認めることになった。
結果として米英日で保有された、16インチ(41cm)砲搭載戦艦7隻は当時、「ビッグ7」と呼ばれた。
日本
イギリス
アメリカ
・コロラド級戦艦1番艦「コロラド」 ・同2番艦「メリーランド」 ・同4番艦「ウェストバージニア」 ※3番艦「ワシントン」は建造中止。
これらの戦艦は第二次世界大戦の頃には旧式化し「ビッグ7」という名称も忘れられたが、日本においては米英に伍する戦艦を持てた喜びから未だに使用されている。ただし、日本以外の国でこの呼称が用いられている資料は見つかっておらず、日本にしても軍で正式に用いられていた訳では無い。
pixivにおける扱い
ゲーム『艦隊これくしょん』において長門の台詞にはこのビッグ7に言及したものが多く、故にpixivにおける投稿でも長門に関連したものが多い。
独特な響きの語であるため、しょっちゅういじられている。
ちなみにゲーム『アズールレーン』と『戦艦少女』でも実装され、
実装順の早い大陸版も含めると、双方のゲームでビッグ7の全員終結が実現している。