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概要

1992年の『Deathstroke the Terminator』#15にて初登場。

アデリーンと別れたスレイドが東洋某国の王女であるリリアン・ワース(Lillian Worth)との間に設けた娘である。

親子関係が明らかになった後、スレイドはナイトウィングに娘の指導を依頼し、ローズはティーンタイタンズのメンバーとなる。一方で父親の影響が彼女を悪の道へと駆り立て、四代目ラヴェジャーとしての側面も持つ。

2003年からのアニメーションシリーズ『ティーンタイタンズ』では登場していないが、アニメ版設定を反映したコミックシリーズ『Teen Titans Go!』に登場。

2013年からのアニメーションシリーズ『Teen Titans Go!』ではスレイドとの親子関係には言及されず、パメラ・アドロンが声をあてている。日本語吹き替えは鷄冠井美智子が担当。

2012年にはRavagersという新チームが結成され、ローズ・ウィルソンも参加している。

ラヴィッジャー(Ravager)

『破壊者』『略奪者』を意味する英単語。

DCコミックのラヴィッジャーは複数のキャラクターによって受け継がれている称号だが、いずれもデスストロークことスレイド・ウィルソンと浅からぬ因縁がある。

初代

初代はグラント・ウィルソン(Grant Wilson)。

1980年、『The New Teen Titans』#1にて登場。

父親はスレイド、母親はアデリーン・ケイン(Adeline Kane)。また弟のジョセフ(Joseph William Wilson)はジェリコ(Jericho)という名前でティーンタイタンズに加入している。

二代目

二代目はウィリアム・ウォルシュ(William Walsh)。

1984年、『Tales of the Teen Titans』#44にて登場。

スレイド・ウィルソンの元部下であり、彼に恨みを抱いている。

ジャッカルという名で活動しつつ初代ラヴィッジャーにも成りすまし、後に二代目ラヴィッジャーを襲名。

三代目

三代目はウェイド・デファルジュ(Wade DeFarge)。

1994年、『Deathstroke the Terminator』#41にて登場。

スレイド・ウィルソンの実弟。姪であるローズを誘拐し、その母であるリリアンを死に至らしめた。

なおスレイド関係以外では、1989年トゥーフェイスバットマン抹殺のために雇った傭兵の中に同名の者がいる。

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