概要
1992年の『Deathstroke the Terminator』#15にて初登場。
アデリーンと別れたスレイドが東洋某国の王女であるリリアン・ワース(Lillian Worth)との間に設けた娘である。
親子関係が明らかになった後、スレイドはナイトウィングに娘の指導を依頼し、ローズはティーンタイタンズのメンバーとなる。一方で父親の影響が彼女を悪の道へと駆り立て、四代目ラヴィッジャー(後述)としての側面も持つ。
アニメーションシリーズ『ティーンタイタンズ』では登場していないが、アニメ版設定を反映したコミックシリーズ『ティーンタイタンズGO!』に登場している。2012年にはRavagersという新チームが結成され、ローズ・ウィルソンも参加している。
ラヴィッジャー
「破壊者」「略奪者」を意味するラヴィッジャー(Ravager)は複数のキャラクターによって受け継がれている称号だが、いずれもデスストロークことスレイド・ウィルソンと浅からぬ因縁がある。
初代
1980年の『The New Teen Titans』#1にて登場。本名はグラント・ウィルソン(Grant Wilson)。
父親はスレイド、母親はアデリーン・ケイン(Adeline Kane)。また弟のジョセフ(Joseph William Wilson)はジェリコ(Jericho)という名前でティーンタイタンズに加入している。
二代目
1984年の『Tales of the Teen Titans』#44にて登場。本名はウィリアム・ウォルシュ(William Walsh)。
スレイドの元部下であり、彼に恨みを抱いている。
ジャッカルという名で活動しつつ初代ラヴィッジャーにも成りすまし、後に二代目ラヴィッジャーを襲名。
三代目
1994年の『Deathstroke the Terminator』#41にて登場。本名はウェイド・デファルジュ(Wade DeFarge)。
スレイドの異父弟。姪であるローズを誘拐し、その母であるリリアンを死に至らしめた。
なおスレイド関係以外では、1989年にトゥーフェイスがバットマン抹殺のために雇った傭兵の中に同名の人物がいる。
スピンオフ
タイニータイタンズ
ティーンタイタンズのメンバーが小学生となった日常を描いた作品。
ローズも生徒として登場し、父のデスストロークが校長を務める。
DCコミックス・ボムシェルズ
ピンナップガールやディーゼルパンクをテーマにしたスピンオフコミック。
ビスチェやガーターベルトでアレンジした海賊風のコスチュームで登場している。
映像作品
ドラマ
演じたのはサマー・グロー
演じるのはチェルシー・チャン
アニメ
スレイドとの親子関係には言及されず、パメラ・アドロンが声をあてている。日本語吹き替えは鷄冠井美智子が担当。
関連タグ
アメコミ / DCコミック / ヒロイン / villainess