ネットマナー
ねっとまなー
ネット・SNS世界における利用マナーのことであり、20世紀末から21世紀初頭では「ネチケット」とも呼ばれ、意味もほとんど同義である(現在ネチケットはほとんど死語に近い)。
といっても、その内容は現実世界における一般常識や社会人のマナーと大して変わらないため、一部では「ネットマナーやネチケットとわざわざ分けて呼ぶ必要はない」と考える人も少なからずいる。
利用者の低年齢化、スマホやSNSの登場などにより、ネット環境利用者が爆発的に急増したのと比例して、ネットマナー(ネチケット)を守らない人が増加し、犯罪行為やトラブルに発展するほどの問題となっている。
守らなかったがゆえに起きた代表的な事件として、『スマイリーキクチ中傷事件』や『バイトテロ』が挙げられるので、ネット・SNS利用の他、リスク回避をする上でも事件の詳細は知っておきたい。
余計なトラブルやお互いに不愉快な思いをしないように、ネットマナーは身につけておいた方が良いだろう。
広義的なネットマナーの詳細やpixiv利用のマナーついては、「ネチケット」の項目を参照。
万が一、法律に関わる間違いを犯してしまった場合
- 軽い気持ちで相手を晒し上げてしまった。
- 犯罪予告・犯罪自慢をしてしまった。
- 無断転載やトレパクをして絵師や版権元に訴えられた。
- 誹謗中傷やバッシングをして、相手側から訴訟を起こすと言われた。
- ネット・SNSに上げた顔写真が拡散され、アダルトサイトなどに転載された。
過去にネットマナーを考慮せず、結果として犯罪行為やトラブルに巻き込まれたケースは以上の項目が多く挙げられるが、学校の先生や会社の上司へ相談、最悪の場合は最寄りの警察署へ相談する方が賢明である。
なお自身に原因がある場合は、言い訳や応酬をせずに一刻も早く丁重な謝罪を表明し、迅速な対応をする事が求められる。
よく削除をしたりアカウントを消して逃亡するケースも多いが、5分もあればネット・SNSの情報は拡散され、より事態が悪化するだけでしかない。
またネット・SNSの怖さを知らない若い世代や利用初心者は、顔写真や住所といった個人情報を平然と載せたりするケースが多いので、無闇に公開するのは慎んだほうがいい。
なお炎上の際、これらを嗅ぎつけてネットイナゴがやってくる場合が多く、説得や弁解、話し合いはより彼らを喜ばせ、エスカレートさせるだけなので、相手にしない方が望ましい。
こちらも上記の『スマイリーキクチ中傷事件』や「ネットイナゴ」の記事が詳しいので、読んでみるといいだろう。