「俺 ヒーローって!! 熱血だと思うんです!!! 皆さんの戦い!! 熱いっス!! 俺 熱いの好きっス!!」
プロフィール
概要
緑谷出久ら雄英高校1年A組と共に多古場競技場にてヒーロー仮免許取得試験を受験する士傑高校の1年生。非常に恵まれた体格で丸刈り頭の三白眼。語尾に「~っス」と付ける。
切島の号令でA組が円陣を掛けていたところに突如混ざってくる。
人物像
上鳴から「テンションだけで乗りきるような人」、瀬呂から「飯田と切島を足して二乗したような」と言われるハイテンションでオーバーアクションな性格。
ヒーローに一番大切なものは「熱さ」という持論を持つ。
一方で、昔エンデヴァーにサインを拒絶されて以来、当時の態度を引きずって嫌悪し続けるような繊細な一面もある。自らもそんな自身の性格が幼稚だとは自覚している模様。
元々は雄英高校の推薦入試を受験しトップの成績で合格したにも関わらず入学を辞退し、雄英と並ぶ名門の士傑高校へと入学した経歴を持つ。
辞退した理由は推薦入試での轟焦凍とのレース対決にあり、僅差で彼が勝利したのだが、轟は対決など全く眼中になく、その目を彼の父であるエンデヴァーと重ねたことであった。
1次試験後で轟と再会した時には拒絶的な態度で接する。
そして、2次試験で敵(ヴィラン)役のギャングオルカらとの戦闘中に喧嘩してチームワークが乱れた挙句、ギャングオルカの攻撃で動けなくなっていた真堂揺を轟の炎と共に攻撃に巻き込みかけるという致命的なミスを犯してしまう。直後に真堂を救けた出久の一喝で目覚め、身動きがとれない状況から轟との連携で一時的にギャングオルカを炎で封じ込めた。
結果、試験も不合格となってしまったため、轟に対して深く謝罪しており、「正直まだ好かん」と言いつつも仲良くする糸口を探している。
個性
『旋風』
風を操る事が出来る個性。巻き起こした風によって空を自在に飛び回り、爆風によって対象物を巻き上げることが可能。また同時に複数方向へ風を発生させて繊細なコントロールを行うこともできる。
広範囲から目当ての物体だけを的確に巻き上げるほどの凄まじい制御力を持つ一方で、轟同様(というか轟以上に)、個性の使い方が大雑把であるという問題点を抱えており、仮免試験では瓦礫に埋もれる要救助者を瓦礫ごと吹き飛ばして自分の元まで連れてくるという荒業を披露したが、それによって減点を食らっている。
ヒーローコスチュームは各所に噴射口が装備されたコート。特に左腕部分が大きく作られている。