「わらわは 美と芸術の化身 メルトア! その真の姿を 貴様らのまなこに 焼きつけるがよい!」
概要
「ドラゴンクエストⅪ」で初出した物質系モンスター。
紫色のドレスを纏い、下半身が鳥かごになっている女性を模した人形のような姿をしているが、クラーゴン並みの見上げるような巨体を誇る。
プチャラオ村にある壁画がウルノーガの呪いで魔物化したもので、欲深い人間を壁画世界に誘い込み、塗料としていた。
加えて、無欲あるいは寡欲な人間に対しては「メル」という名の幼女の姿で現れ「親とはぐれたので探して欲しい」と、相手の良心につけこむ形で巧みに壁画世界へと誘導しようとするなど、非常に狡賢いモンスターである。
一人称は「わらわ」で、人間を「塗料」呼ばわりするなど、常に高慢な態度を崩さない。
攻撃はデコピンしたり、レーザー光線でなぎ払ったり、トゲつきの触手で攻撃しつつ回復したり、心の鍵を解き放ち、単体を魅了状態にしたり、鍵をかけて単体の特技を使用不能にする・・・などで、ボス敵らしく多彩な攻撃を仕掛けてくる。
中でも恐ろしいのはデコピンで、効果は「100%痛恨の一撃」というもの。
体力を多く保っていないと壊滅状態になる危険性があるため、メンバーの残り体力には常に気を配っておこう。
それ以降は通常エンカウントで、メルトアの色違いとしてメイデンドール系が登場するが、ギガンテス以上の巨体を誇る彼女に比べ、いずれもサイズダウンしている(それでもなお、長身のシルビアやグレイグを超えるが)。
関連タグ
ドロシア:絵画が意思を持ったという点で共通している。