概要
初登場は『ドラゴンクエストⅪ』。美しくも怖い女性の姿をしたアイアンメイデンのモンスターで、系統はゾンビ系……ではなく物質系。
赤いゴシック衣装の人形に下半身がアイアンメイデンになっており、戦闘中はこの籠の中に閉じ込めて一時的に戦闘から強制離脱させる技を使ってくる。ほかには「こおりつくいき」や魅了状態を引き起こす攻撃を繰り出してくる。
幼くして死んだ少女の魂が乗り移ってるためか、見た目は怖いが寂しがり屋で友達をいつも求めて彷徨っているらしい。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP』では系統がゾンビ系になった。
セイレーンゴーストも同様だが、どちらも命の大樹が枯れた事で帰る事が出来なくなり、モンスターとなったもの。魔王が倒された後は昇天し、命の大樹に還ったと思われる。
同系統のモンスター
通常モンスター
- セイレーンゴースト
強い恨みを持ったまま海で死んだ女性の魂が生まれ変わったもの。青い衣装が特徴。前述の魅了攻撃や閉じ込めに加え、「こごえるふぶき」を使ってくる。強化版に当たる「セイレーンゴースト・強」は「かがやくいき」になる。
『テリーのワンダーランドSP』、『イルとルカの不思議な鍵SP』にも登場。前者ではいかりの扉の黄金郷でスカウト出来る普通のモンスターだが、後者では何故かメイデンドールの転生モンスターと化した。
- デスマドモアゼル
魔界の人形職人の最高傑作で、全てを消滅させるという主の命令に従い、破壊の限りを尽くしている。山吹色の衣装が特徴。
魅了攻撃、閉じ込め、ブレスの代わりに「ザラキ」を唱えてくる。「デスマドモアゼル・強」はこれが「ザラキーマ」となる。
- オカルトビスク
銀色のドレスが特徴。メイデンドールの転生モンスターである為、運が良ければ前述の上位種二体より早く出会うこととなる。魅了攻撃、閉じ込め、「闇の炎」を使ってくるうえ、1ターンに2回行動してくる。人間をペットだと考えており、しつけと称して残酷な攻撃で屈服させようとしてくるサディストな性格。
他の色違い同様に『テリーのワンダーランドSP』『イルとルカの不思議な鍵SP』でも登場。前者ではタマゴから孵すしか入手方法がないが、後者では宿り木の塔の5階でスカウトできる。また、転生モンスターという設定を何故か上記のセイレーンゴーストに譲っている。
ボスモンスター
壁画世界に登場するボス。ストーリー上、この系統で最初に出会うことになるモンスターで、通常エンカウントするものは普通のサイズになっているのに対して、こちらは巨大な姿である。詳しくはリンク先を参照。
- ゾーマズレディ
冒険の書の世界に登場するモンスターで、第3の魔王の力を受け継いだ「追憶の神殿」の番人の一人。2回行動し、髪の毛を刃に変える攻撃のほか、単体を檻に閉じ込めたり、「マヒャド」や「マホカンタ」を唱えたり、「いてつくはどう」を放つ。 たまに様子をうかがって行動しないこともある。
関連タグ
ドラゴンクエスト DQモンスター・物質系 DQモンスター・ゾンビ系
真紅…「メイデン」「ドール」配色繋がり。