概要
作者はtugeneko。漫画雑誌「ヤングアニマル」にて連載中。
どこかの中学校の理科室を舞台に繰り広げられる、爽やかなエロとギャグが主体の作品。
見方によっては下ネタと受け取れる話も多いが、少年誌のギャグ漫画によく見られるようなどぎつい汚らしさや下品さではなく、上手く適度なフェティシズムの範疇に収めている(単行本5巻の表紙に記載されている作品解説いわく「SF(すこしフェチ)ラブコメ」とのこと)。
2019年1月よりアニメが放送予定(※15分アニメ)。放送局によっては単独枠、あるいは別番組とのセット放送となっており、JCOMではアニおびでの枠で放送されるが、こちらはマナリアフレンズとのセット放送になる。
登場人物
一部登場人物を除き、今のところほとんどの人物が苗字しか明らかになっていない。
- 上野(CV:芹澤優) 本作の主人公にしてメインヒロイン。とある中学校の科学部の部長で3年生の女子生徒。現代科学を軽く超越したオーバーテクノロジーレベルの発明品を毎回のように開発するなど、驚異的な頭脳の持ち主。普段は強気で尊大な態度だが、その一方で恋する乙女な一面もあり、後輩の田中に好意を抱いている。そのため、自身の発明品を使って田中に強烈かつやや遠回し気味なアプローチを幾度となく仕掛けてはいるが、メインタイトル通りに不器用な自身の性格と鈍すぎる田中のせいで二人の仲はちっとも進展せず、そのくせたまに上手くいきそうになると急にヘタレて誤魔化したり自らフラグを折ったりするなど、態度は強気だが恋には弱気な天才少女。
- 田中(CV:田中あいみ) 上野の後輩で中学2年生の男子生徒。やや頼りなげな印象の優男だが、凄まじいまでの鈍感かつ天然ボケ体質の持ち主で、上野の強烈なアプローチを(むしろ悪意があるのではないかと勘繰ってしまいかねないレベルの鈍感さで)とことん破綻させていく罪作りな男。しかし、上野いわく「そーゆーとこが好き」らしい…。さらに、時折女性に対するデリカシーにあからさまに欠ける行動に出ることがあり、上野をはじめとする女性陣をドギマギさせることもしばしば。ただ、これも天然ゆえの純粋な興味のみで行動しているためであり、特に何かしらの打算や故意でやっているわけではなく(だからこそなおのことタチが悪いとも言えるが…)、むしろ思春期真っ盛りの中二男子としては、異性に向ける感情はかなり淡泊なほうといえる。
- 山下(CV:影山灯) 上野と田中の後輩で中学1年生の女子生徒。部活中はよく本を読んでいる(本のタイトルは毎回変わり、かなり妙なタイトルの本を読んでいることもしばしば)。物静かなクール系女子だが、デリカシーの無い田中に対しては通報したり暴言を吐いたりと結構辛辣。一方で上野の田中への好意も知っており、彼女のアプローチに積極的に協力するなど上野との仲は良い模様。その一方で、土壇場でヘタレる上野に呆れたりキレて田中やタモンに八つ当たりすることも。
- 北長(CV:戸松遥)
- 西原(CV:佐藤利奈)
- 南峰(CV:竹達彩奈)
- 東川(CV:井口裕香)
- 田中みずな(CV:大森日雅)
- 田中よもぎ(CV:伊藤美来)
- タモン(CV:井澤詩織) 上野が穿いていた黒タイツに、彼女の発明品「サモンスタット」を用いることで召喚した生物?のようなナニか。形容するならば「ポリゴンで再現された黒い子犬」のような外見をしており、初登場以降レギュラーキャラクターとして登場し続けているが、ただ居るだけのモブ同然だったり、たまに見せ場があるかと思えば上野たちの足を引っ張ったりと、特に役に立っている様子はほぼ無い。人間の老廃物をエネルギー源としており、上野の足にしがみついてゴシゴシしていることが多い。