「さあ見てできるだけデカい企業ー!!私のドッ可愛いぃ…ベイビーを!!」
プロフィール
概要
雄英高校の1年生で、プロヒーローに提供するアイテムやコスチュームの製作に携わる人材を育成するサポート科に所属する女子生徒。
毛先部分がドレッドヘアーのようにまとまった癖のあるピンク髪とスコープのようになっている瞳が特徴で、ゴーグルを装備している。
サポート科内においても稀に見る天才肌のメカニックであり、緑谷出久達ヒーロー科のサポートアイテムの制作にも度々携わっている。
人物像
生粋のメカオタクであり、自分の発明品を「ドッ可愛いベイビー」と呼び、日頃から校内の工房に入り浸ってアイテムの開発に勤しんでいる。中には失敗作も多いようだが、失敗を怖れない精神と良くも悪くも常識に囚われない考え方から将来性を見込まれている。
ヒーローについても詳しく、ヒーローオタクの緑谷出久と意気投合していた。
明け透けながら計算高く、病的とまで言われる程に自己中心的な性格。自分の発明品をアピールするためならば手段を選ばず、相手を騙して利用することも厭わない。また、興味のあることにはトコトン饒舌になるが、興味のないものには全くと言っていいほど関心を示さないようで、出久と話してる最中に麗日お茶子が話し掛けてきても無視していたため、彼女からはあまり良い印象を持たれていない。
エキセントリックな性格ばかり目が行きがちだが、ポジション的には主人公の活躍を裏方で支える陰の功労者であり、眼鏡キャラにありがちな「眼鏡(ゴーグル)を外すと美少女」という定番もしっかり抑えている辺り、中々侮れないヒロイン性を感じさせる。
体育祭では自分の発明品を全身に装備して参戦し、第二種目の騎馬戦では出久とチームを組んでいる(もちろん自分の発明品をアピールするため)。決勝トーナメント一回戦では飯田天哉と対戦するが、試合前に彼を口八丁で騙してアイテムを装備させると、試合をそれらのプレゼンテーションに利用し、全ての説明を終えると同時に試合を棄権した。
林間学校編以降、出久は彼女と飯田のやり取りから蹴り主体のシュートスタイルを編み出し、その際には彼女はキック用サポーター『アイアンソール』を製作した。その他にも、出久がワン・フォー・オールの出力を20%まで引き出すことができるようになってからは、彼女に遠距離攻撃用のサポートアイテムを製作してもらっている。
デザインセンスも高いようで、期末試験では教師達が装備していたハンデ用重りのデザインを担当したほか、出久のサポーターも元コスチュームの意匠に沿うようデザインしている。
彼女の存在は、ゆくゆくは出久達にとっても極めて重要なものとなるかもしれない。
個性
『ズーム』
身も蓋もない言い方をすれば物凄く目が良い。
本気を出せば5キロメートル先まで鮮明に見ることが出来るだけでなく、動き回っている最中でも正確に照準を合わせることが出来る。
体育祭では飯田との試合中に観客席に居る大企業の反応を見るのに利用していた。