概要
一般的にロシアは欧州の国だと思われるのは人口の部分が欧州地区に集中しているからであり、面積で言えばアジアロシアの方が広い。
一般的にはウラル山脈より東側の地域を指す。
ウラル山脈~バイカル湖の間は中央ロシアで、バイカル湖以東は極東ロシアになる。
ロシアVS中国
アジアロシアはあれだけの広大な土地がありながら人口は少ない一方で、石油や天然ガスの資源が豊富な点が挙げられる。
なので中国が、尖閣諸島以上にこの地を欲しがっているのは中国は石油や天然ガスのエネルギー資源の埋蔵量が少ない事が挙げられる。(因みにアメリカは生産量は多いが、埋蔵量は少ないのでシェールガスを作った。)
中国は資源こそあるが多くはレアメタルなど非エネルギー資源なので石油や天然ガスは不足しているので、尖閣諸島や極東ロシアを欲しがっている理由は言うまでもなく石油や天然ガスが欲しいからである。
また、1858年のアイグン条約後ロシア領となった地域や、共同管轄の後ロシア専属となった沿海州は、1689年のネルチンスク条約の時点では清国領であったため、中国側の視点に立てば「元々は自国領」という認識が当然に成り立つ。
なので極東ロシア(バイカル湖以東の地域。ウラジオストクやカムチャッカ半島など)に中国人を住まわせると賃金や人口の問題などから簡単に中国領にされる恐れが高いのでロシアは中国人労働者を入れさせず、代わりに北朝鮮労働者で賄っている。