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シャグマアミガサタケの編集履歴

2019-02-14 00:06:01 バージョン

シャグマアミガサタケ

しゃぐまあみがさたけ

シャグマアミガサタケ(赭熊網笠茸)とはフクロシトネタケ科シャグマアミガサタケ属のキノコである。pixivではおもに擬人化イラストが投稿されている。

概要

チャワンタケ目でアミガサタケと名に付くが科から異なる。シャグマ(赭熊)とは熊の毛の様な色に染めたヤクの毛で、後述の傘の色に似る。

主に針葉樹林に発生し、傘にあたる部分は黄褐色、または赤褐色の状のグロテスクな外見である。


ヒドラジン類と呼ばれる猛毒を持つ毒キノコで、食べると7~10時間後に嘔吐や激しい下痢、腹痛や痙攣、重症の場合は肝障害、脳浮腫、内臓出血などを起こし死亡する。


なお、ヒドラジンはロケット燃料にも使用される化学物質で、かつてはロケット発着場の近くで、食べてもないのにこのキノコの中毒症状が見られたことから同じ物質であることが分かったという。


日本国内ではその外見から食用にはされていなかったが、フィンランドではコルヴァシエニ(Korvasieni)と呼び、特定の手順で茹でこぼし、毒を分解した上で食材にするという伝統がある。

しかし、毒性が強く蒸気を吸っただけでも中毒を起こす危険性もあるため、興味本位での調理は避けるべきである。

関連タグ

きのこ 毒キノコ フィンランド

アミガサタケ 珍味

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