ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

シャグマアミガサタケの編集履歴

2019-02-13 23:53:16 バージョン

シャグマアミガサタケ

しゃぐまあみがさたけ

シャグマアミガサタケ(赭熊網笠茸)とはフクロシトネタケ科シャグマアミガサタケ属のキノコである。pixivではおもに擬人化イラストが投稿されている。

概要

チャワンタケ目でアミガサタケと名に付くが科から異なる。シャグマ(赭熊)とは熊の毛の様な色に染めたヤクの毛で、後述の傘の色に似る。

主に針葉樹林に発生し、傘にあたる部分は黄褐色、または赤褐色の状のグロテスクな外見である。


ヒドラジン類と呼ばれる猛毒を持つ毒キノコで、食べると7~10時間後に嘔吐や激しい下痢、腹痛や痙攣、重症の場合は肝障害、脳浮腫、内臓出血などを起こし死亡する。


なお、ヒドラジンはロケット燃料にも使用される化学物質で、かつてはロケット発着場の近くで、食べてもないのにこのキノコの中毒症状が見られたことから同じ物質であることが分かったという。


日本国内ではその外見から食用にはされていなかったが、フィンランドではコルヴァシエニ(Korvasieni)と呼び、特定の手順で茹でこぼし、毒を分解した上で食材にするという伝統がある。

しかし、毒性が強く蒸気を吸っただけでも中毒を起こす危険性もあるため、興味本位での調理は避けるべきである。

関連タグ

きのこ 毒キノコ フィンランド

アミガサタケ 珍味

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました