概要
2017年8月24日より毎月24日、WEBコミックサイト「まんがライフWIN」で連載されている4コマ漫画。作者はまんがホーム作品「ちっちゃい先輩が可愛すぎる。」のあきばるいき。
形式はワイド4コマとなっており、12本(第1話は13本)で1話分となっている。
元々はpixivで投稿されていた作品だったがまんがライフWINにて連載化が決定。
2019年3月時点でコミックスが2巻発売されている。
まんがライフWINでは第1話から第3話に加え、最新話2話分を読むことができる。
ストーリー
高校1年の秋、席替えで隣同士になった久我隼人と天野ユキ。
笑顔を全く見せない寡黙なユキに隼人はあの手この手で彼女の興味を引こうとするも全く通じなかった。
だが、「軽そうな男」と偏見の目で接していたユキは次第に隼人と打ち解けていくことになる。
登場人物
メインキャラクター
久我隼人(くがはやと)
本作の主人公。高校1年生。部活はダンス部に所属。巨乳が好き。
女子生徒に人気のイケメンだがその実は妹大好きな天然たらし。天然ゆえに壁ドンも無意識にこなすがユキには全く通じない。
ユキを笑わせるために躊躇なく変顔をしたり、似たようなビニール傘の中から自分の傘を当てる遊びをするなど外見と中身が一致しない行動がよく見られる。
高校1年の秋に天野ユキの隣席になったことで彼女に興味を持ち、様々なアプローチを試みる。
活字に弱く、目に通しただけで寝落ちしてしまうほど。そろばんを習っていたので数学は得意。
高校1年生にして恋どころか初恋すらしたことがない。
天野ユキ(あまのゆき)
本作のヒロイン。高校1年生。
隼人の隣の席になったが最初は「軽そうな男」と感じていたが徐々に打ち解けていき、友達も増えていく。兄がいる。
無表情且つ物静かな性格で他人からも存在どころか性別も認識されていないほど影が薄い。
「ユキノ」というハンドルネームを使い、「小説家になりたい」という小説投稿サイトでファンタジー小説を投稿するのが趣味。ある週末に隼人をモデルに書いた作品「偏見の壁」が異例の大ヒットを巻き起こすも今までの自分の作品に無かった反響に驚き削除しようとするも金子の「書籍化」の言葉に一度は削除を躊躇う。だが、その金子が文字を目にすると寝落ちする隼人のために音読しようとする行動に出たため削除してしまった。
小説を書いていることは周りには絶対秘密にしたいようで2巻の時点では隼人だけがそのことを知っている。
隼人の天然たらしに引っかかることが度々あり、隠れて赤面していたり、制裁として隼人の頬を抓ったりする。
隼人同様に恋をしたことが無いので恋愛モノを恋愛として捉えることができない。
金子(かねこ)
隼人の親友。高校1年生。ラノベ同好会所属。
隼人とはクラスが別だが大の仲良しで人物をシルエットで認識する変わった癖の持ち主。
「眼鏡」と呼ばれると「金子だ」と返すのがある種のお約束ネタではあるが名前は不明。
ラノベ愛読者だけあって「ラノベ展開」を嗅ぎ取ることが出来、それを見るためならトイレと称して抜け出すことすら躊躇わない。
佐藤ナツメ(さとうなつめ)
隼人のクラスメイト。高校1年生。猫カフェでバイトをしている。
中学生までは本人をして「あれは背中だった」と言わしめるほどの貧乳だったが高校に入学してからは急成長し、隼人のみならず男子生徒から注目を集めるほどの巨乳となった。ユキもそれなりにある方だがナツメと比べると倍以上の差がある。
突然手に入れた自分の武器に戸惑い、バイブルである「巨乳の使いこなしかた。」を女子トイレに置き忘れたことがきっかけでユキと知り合い、友達になる。隼人に熱烈な好意を抱いている。
隼人からは「佐藤と言う名字が多いから」という理由で「ナッちゃん」と呼ばれることに。
サブキャラクター
谷(たに)
隼人たちのクラスの担任。女性。
胸の谷間を露出したジャージ姿といういで立ちで他の教師に注意されても開き直っていたりする。
学園祭でナツメが胸の谷間が見えるメイド服の申請をした際に「個人的にはアリ」と言ってのける。
久我あかり(くがあかり)
隼人の妹。3歳。
隼人を「にーたん」と呼び慕っているが彼からの強烈なアプローチは苦手。
彼の所有物であるエロ本の場所を把握済みで隼人を無駄に冷や冷やさせた。
母
隼人とあかりの母。
学園祭でユキと会ってから甚く気に入っており、「クールに見えて小動物っぽいところが可愛い子」と評している。
山野(やまの)
松書房に務める「小説家になりたい」編集部の女性。
彼女を初めて見たユキは「秘書みたいな人がきた…」と感動するのだがその中身は学生時代から恋愛モノを読み尽くし、恋愛脳へと進化を遂げたと断じるレベルの恋愛好き。「偏見の壁」の描写は友情ではなく恋愛、しかもユキ本人が無自覚で書いているのでは?と察する。
「キュンキュンして床ローリングしました」「キュンゴロ」など独自の言い回しが炸裂する。