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私たちは恋を知らない

わたしたちはこいをしらない

「私たちは恋を知らない」はあきばるいきによる4コマ漫画。作中の略称は「わたこい」。
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作品データ編集

作者あきばるいき
ジャンル学園もの恋愛コメディ
連載形態WEBコミック・ワイド4コマ
コミックス3巻完結

概要編集

2017年8月24日より毎月24日、WEBコミックサイト「まんがライフWIN」で連載されていた4コマ漫画。作者はまんがホーム作品「ちっちゃい先輩が可愛すぎる。」のあきばるいき。

形式はワイド4コマとなっており、12本(第1話は13本)で1話分となっている。

元々はpixivで投稿されていた作品だったがまんがライフWINにて連載化が決定。1~3話投稿分とまんがライフWIN連載分ではコマの構図やキャラクターの服装、収録話の順番、コミックスで初めて追加された話などに違いがある。


まんがライフWINでは第1話から第3話に加え、最新話2話分を読むことができる。

単行本全3巻。


ストーリー編集

高校1年の秋、席替えで隣同士になった久我隼人天野ユキ

笑顔を全く見せない寡黙なユキに隼人はあの手この手で彼女の興味を引こうとするも全く通じなかった。

だが、「軽そうな男」と偏見の目で接していたユキは次第に隼人と打ち解けていくことになる。


登場人物編集

メインキャラクター編集

久我隼人(くがはやと)

誕生日4月21日
血液型O型
好きなもの妹・くまブー
得意なこと運動・暗算・子供の相手
苦手なこと読書
好きなタイプ巨乳

本作の主人公。普通野高校1年生。運動神経が良く、部活はダンス部に所属。巨乳が好き。

高校1年の秋に天野ユキの隣席になったことで彼女に興味を持ち、様々なアプローチを試みる。

学年一のモテ男で女子生徒に人気のイケメンだがその実は妹大好きな天然たらし。天然ゆえに壁ドンも無意識にこなすがユキには全く通じない。彼の行動の原点は妹のあかりの世話から来ている。

ユキを笑わせるために躊躇なく変顔をしたり、似たようなビニール傘の中から自分の傘を当てる遊びをするなど外見と中身が一致しない行動がよく見られる。

2巻時点で唯一、ユキの笑顔を見たことと趣味で小説を投稿しているのを知っている人物。

活字に弱く、目に通しただけで寝落ちしてしまうほど。そろばんを習っていたので数学は得意。

自室には巨乳関連のエロ本を所有していたり、なつめの胸を凝視していたりと巨乳に対する歳相応の興味はある。

高校1年生にして恋どころか初恋すらしたことがない。


天野ユキ(あまのゆき)

誕生日2月22日
趣味小説を読む・書くこと
苦手なもの猫・動きが予想できないもの
好きなタイプ真面目な人

本作のヒロイン。普通野高校1年生。

隼人の隣の席になったが最初は「軽そうな男」と感じていたが徐々に打ち解けていく。

当初は友達もおらず、1人で投稿した小説の感想を見るためにスマホをいじっているだけだったが次第に隼人のみならず金子やナツメとの交流も増えていく。兄がいる。

クラスメイトの女子からも「不愛想」と言われるほど無表情且つ物静かな性格で他人からも存在どころか性別も認識されていないほど影が薄い。この無表情は金子やサブタイトルから「スン顔」「スン天野」と呼ばれていたりする。

ユキノ」というハンドルネームを使い、「小説家になりたい」という小説投稿サイトでファンタジー小説を投稿するのが趣味。ある週末に隼人をモデルに書いた作品「偏見の壁」が異例の大ヒットを巻き起こし、今までの自分の作品に無かった大反響に驚き削除しようとするも金子の「書籍化」の言葉に一度は削除を躊躇う。だが、その金子が文字を目にすると寝落ちする隼人のために音読しようとする行動に出たため削除してしまった。

小説を書いていることは周りには絶対秘密にしたいようで2巻の時点では隼人だけがそのことを知っている。

ショッピングモールで隼人の妹のあかりと初めて会い、迷子センター経由でのやり取りから隼人に対する印象が良い方向へと変わる。ただし、幼児の言葉を聞き取ることは出来なかった。

隼人の天然たらしに引っかかることが度々あり、隠れて赤面していたり、制裁として隼人の頬を抓ったりする。

隼人同様に恋をしたことが無いので恋愛モノを恋愛として捉えることができない。


金子(かねこ)

隼人の親友。普通野高校1年生。ラノベ同好会所属。

隼人とはクラスが別だが大の仲良しで人物をシルエットで認識する変わった癖の持ち主。

眼鏡」と呼ばれると「金子だ」と返すのがある種のお約束ネタではあるが名前は不明。

ラノベ愛読者だけあって「ラノベ展開」を嗅ぎ取ることが出来、それを見るためならトイレと称して授業を抜け出すことすら躊躇わない。

ユキ同様に本を読むことが趣味なので彼女とは割と話が合うが意見の食い違いで対立することもしばしば。


佐藤ナツメ(さとうなつめ)

隼人のクラスメイト。普通野高校1年生。猫カフェでバイトをしている。

中学生までは本人をして「あれは背中だった」と言わしめるほどの貧乳だったが高校に入学してからは急成長し、隼人のみならず男子生徒から注目を集めるほどの巨乳となった。ユキもそれなりにある方だがナツメと比べると倍以上の差がある。過去が過去だっただけに自分が「巨乳と認定される」ことに喜びを感じる。

隼人に熱烈な好意を抱いている。隼人と出会ったのは高校の入学式後のクラスで当初は容姿の良さに惹かれたが女子生徒の彼に対する噂を聞き、気持ち的に迷うものの迷子を宥める姿に心を動かされると同時に胸も成長し始める。ある日の体育のマラソンでビリで走っていたところ、隼人から「がんばれ」と応援されたことで完全に恋に落ちた

突然手に入れた自分の武器に戸惑い、バイブルである「巨乳の使いこなしかた。」を女子トイレに置き忘れたことがきっかけでユキと知り合い、友達になる。

隼人からは「佐藤と言う名字が多いから」という理由で「ナッちゃん」と呼ばれることに。チェック柄が好き。


サブキャラクター編集

(たに)

隼人たちのクラスの担任。女性。

胸の谷間を露出したジャージ姿といういで立ちで他の教師に注意されても開き直っていたりする。

学園祭でナツメが胸の谷間が見えるメイド服の申請をした際に「個人的にはアリ」と言ってのける。


久我あかり(くがあかり)

隼人の妹。3歳。pixiv投稿時のおまけ漫画では2歳。

隼人を「にーたん」と呼び慕っているが彼からの強烈なアプローチは苦手。

彼の所有物であるエロ本の場所を把握済みで第11話では隼人を無駄に冷や冷やさせた。


隼人とあかりの母。

学園祭でユキと会ってから甚く気に入っており、「クールに見えて小動物っぽいところが可愛い子」と評している。


山野(やまの)

松書房に務める「小説家になりたい」編集部の女性。

彼女を初めて見たユキは「秘書みたいな人がきた…」と感動するのだがその中身は学生時代から恋愛モノを読み尽くし、恋愛脳へと進化を遂げたと断じるレベルの恋愛好き。ユキが削除をした「偏見の壁」を個人的にコピーして残しているほどのファン。

喫茶店で見た隼人やユキの言動から「偏見の壁」の描写は友情ではなく恋愛、しかも描写の細かさからユキ本人が無自覚で書いているのでは?と察する。

キュンキュンして床ローリングしました」「キュンゴロ」など独自の言い回しが炸裂する。


西宮(にしみや)

隼人のクラスメイト。普通野高校1年生。

第2話目から登場している男子生徒で隼人と金子の友達。

ユキのことも苗字程度しか把握しておらず、第19話でもまだあやふやなままであった。同話の最後でやっと姿を見るがその時に抱いた感想は「存在感がないのは僕と一緒だな…」だった。


呼称表編集

誰が↓/誰に→久我隼人天野ユキ金子佐藤ナツメ
久我隼人オレ天野さん金子ナッちゃん
天野ユキ久我くん眼鏡・メガネ佐藤さん
金子久我天野さんオレナッちゃん
佐藤ナツメ久我くん天野さんメガネ君

関連タグ編集

高校生 恋愛 コメディ 4コマ


関連リンク編集

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