概要
ストーリー
聖ジョルジュ女学園に入学したサクヤとアイは名門サークルと名高い料理研究会を訪れる。
しかし、そこはスー先輩の手によって、とんでも料理を創作する、「タベルナ」へと変貌していた。
ちなみにタベルナとはイタリア語で「レストラン」のこと。
登場人物
- 愛河アイ
暴飲暴食に人生をかける大食い娘。いつも極端にハイテンション。
キャラ紹介に「三度のご飯をひたすら愛し~」とあるが、一日三食ではまず満足しない。
大食い娘のお約束としてスタイルが良い。
大抵の食べ物は大口を開けて「うんまままま」と言いながら口から流し込むように凄まじい速度で平らげる。
周囲が異口同音に「マズい」と評価する食べ物でも平気で完食する(ただし、さすがに不味いものを「美味い」とは言わない)。
- 花菱サクヤ
一年生。こげ茶色の短いツインテールと黒いサイハイソックスが特徴。
アイの親友で突っ込み担当。まじめに料理を習いたいので入部した。
常識人だが許容量は狭く、パニックを起こすこともある。
アイから「平凡JK」と呼ばれ、いつもテストの点数が見事に平均点ピッタリとなる。
ツンデレっぽい発言が目立つが、「別にツンデレ枠じゃないんだからね。」とのこと。
アイからは「サキちゃん」と呼ばれる。胸が小さいことをやや気にしている。
- 黒葉レンゲ
小柄で無口無表情・体力不足気味の一年生。半目と三角口から(T△T)と書かれることもある。
スー先輩にトラップで捕まえられてそのままタベルナに入部した。
本を読んだりパソコン(ネットブック)で小説を描いたりすることが多く、某文芸部員と似ているのをネタにされたこともある。
パソコンでいろいろ調べて知識を蓄えているため、「レンゲペディア」なる豆知識をよく披露する。
スー先輩相手でもタメ口でぼそぼそとしゃべる。
挨拶代わりに両手を上げる癖がある。また頭のアホ毛は動くことがあり、疲れたり不味いものを食べたりするとしおれる。
実家は洋食店で家族全員が半目。
- スー先輩
二年生で料理研究会部長。姉御タイプの変人。男っぽい言葉遣いで悪ノリを繰り返す。
黒髪ロングで花の形のヘアピンを付け、季節に関係なく黒タイツを履いている。
料理そのものの腕は確かだが、まともに料理をすることよりも変なレシピで料理を創作することに強い興味があるため、なにか作るとたいていゲテモノになってしまう。
レンゲがお気に入りで、ルームメイト兼抱き枕として寮の同じ部屋に住まわせている。
さすがにアイの大食いには付いていけない。
本名は誰も知らない(同級生や教師ですら「スー先輩」と呼ぶ)。詮索するとやんわりと脅される。
後に巨大工業メーカー「御剣重工」の令嬢であることが判明し、姓が「御剣」であることまでは明らかになった。兄が一人いる事もわかり、他にもとんでもない経歴を隠している。
- 妃ヒカル
スー先輩のクラスメイトで正真正銘のツンデレ。正確には「ツンデレデレ」。スー先輩のことを「スー子」と呼ぶ。
元料理研究会部員だったが、スー先輩が実権を握ってタベルナと化した料理研究会を退部し「調理部」を創設した。以来スー先輩のライバルを自認するが、やっぱり「ツンデレデレ」である。
一見お嬢様らしい強気キャラだが、実は小動物系。
実は料理の腕は壊滅的にひどい。救いようが無いほど重度の味オンチが原因で、一般平均の「美味い」が理解できないため一向に改善しない。
- 嶋ショウコ
ヒカルとスー先輩の友人でやはり元料理研究会部員だった調理部副部長。実はヒカル以外の唯一の調理部員でもある(名義だけなら他に二人いる)。
三つ編みお下げに眼鏡の文芸部員風ルックスに反してボクっ娘(正しくは「ボク」ではなく「僕」)でクールキャラ。
ヒカルをよくいじって遊ぶ。ドSで、ヒカルの泣き顔を見て満足そうに喜んでいたことも。