オボログルマ(カクレンジャー)
げんだいのおぼろぐるま
「最期まで人間に酷い目に遭うのね…悔しい~!」
CV/俳優:ドン貫太郎
活躍
第3話「アメリカン忍者」に登場。
普段は人間に化けておぼろタクシーの運転手をしているが、マナーの悪い客の多さから密かに人間に対する恨みを抱いていた。そして或る時、とうとう怒りが頂点に達して正体を現し人間を襲い始める。
クレームを付けて無賃乗車しようとした男を襲って偶然ネコマルの前を横切った為、そのままサスケ達4人に見つかってしまい、シャーク号で追跡するレッド達4人を「オボロ忍法・ブーブーオナラ」による臭気の強い黄色の排気ガスで迎撃するも、カクレイザーで反撃されて結局追い詰められてしまう。
だがそこへ突如出現したジライヤに助けられると、おでんの屋台で一緒に食事をする。その人柄に感動したオボログルマは、彼を妖怪の仲間に引き入れようと親分であるアズキアライに会わせる事に決め、そのままアジトへと連れて行く。
「親分はよぉ、今こそ妖怪が一丸となって人間と戦う時だって。その通りだぜぃ!これからはどんどん悪い事して、人間を困らせてやるんだ。兄さんが仲間になってくれりゃ鬼に金棒だぜぃ!」
その後、ジライヤが巻物を奪還する為に騙して近付いた事を知ると憤慨し、アズキアライの罠に嵌ったジライヤを攻撃。だが彼はブラックにスーパー変化した為、此処にカクレンジャー5人が集結してしまう。
その直後、妖怪エネルギーの落雷を浴びて巨大化すると、人間に復讐すべく街を破壊し始めた。レッドサルダーと交戦中に巻物を奪還しようとするブラックを攻撃するも、残りの獣将を召喚されてしまい、最期は5体の合体必殺技「忍法・真空ハリケーン」を受け爆散。梵字の形になったまま上記の台詞と共に昇天していく妖怪エネルギーも消え去った。
余談
演じたドン氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。