カードテキスト
チューナー・通常モンスター
星4/地属性/植物族/攻1900/守1600
天使の様な美しい花。
絶えず侵入者を惑わす霧を生み出し、
聖なる獣たちが住まう森の最深部へ立ち入ることを許さない。
概要
天使のような美しさを誇るという下級モンスター。「エンジェル」・「トランペッター」という名前から勘違いしそうになるが、イラストを見ていただくとわかる通り天使族ではなく植物族のモンスターである。
通常モンスターであると同時にチューナーモンスターでもあり、チューナーとしての能力を備えたレベル4通常モンスターはこのカードが初。また、植物族のチューナーとしてもレベル4では初である。
チューナーとしての能力は勿論だが、レベル4通常モンスターとしては高水準である攻撃力1900を誇り、下級アタッカーとしての実力も備える万能選手。ちなみにステータス的にはレベル5の通常モンスター兼チューナーモンスターであるA・マインドよりも強い。エンジェル・トランペッターの方が登場は遅かったが、時代の流れによるものだろうか。
植物族の通常モンスターというだけあってサポートカード、特に特殊召喚系のサポートが非常に豊富。デッキからでも墓地からでも、何度でもフィールド上に生えてくる雑草魂を見せてくれる。いくら可憐な花でも、無理やり何度も見せつけられれば相手側からすればたまったものではないだろう。攻撃力の高さやさらに強力なモンスターにシンクロしかねない危険性を考えればなおさらである。
ちなみにその名前や姿の元ネタは「エンジェルトランペット」という別名で知られるキダチチョウセンアサガオと思われる。この植物は大変かわいらしい花を付けることから園芸植物として親しまれている反面、幻聴や急性記憶障害などを引き起こす強力な毒性を秘めていることから一部では「悪魔のトランペット」とも呼ばれるという激しい二面性を持っている。フレーバーテキストでも侵入者を幻惑する作用を持つことが語られている。ステータスの高さもその毒性の表れだろうか。