記憶障害

きおくしょうがい

記憶を思い出すことができない、また、新たなことを覚えることができないなどという、記憶に関する障害の総称。

概要

記憶とは、「記銘・保持・想起」の3段階から成り立つとされており、「記銘」機能により覚え込み、「保持」機能で維持し、「想起」機能によって思い出す。
「記憶障害」とは、その「記銘・保持・再生」の各段階のいずれかに障害が起きて、記憶ができなくなった状態のことである。
事故や病気で脳に損傷を受けた場合や、アルコール中毒、薬物中毒、老人性認知症、心因性の原因などによって引き起こされる。

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忘れる　忘却

• モーリス・ラヴェル … フランスの作曲家。記憶障害や言語症に悩まされた。
• 博士の愛した数式
• ABC殺人事件 … 記憶障害を持つ人物が事件のキーパーソンとして登場する。