六つ子
むつご
一回の妊娠で六個体の胎児を妊娠し、出産に至った兄弟姉妹のこと。
概要
六つの受精卵が育ち一度に六人生まれた人間。「六生児」とも呼ばれる。
自然状態では滅多に妊娠することはないが、排卵誘発剤を用いて一回に排卵される卵子が増加することで生まれやすくなる。
たいていの場合、未熟児の状態で出産に至る。
卵性
理論上、最初に排卵された卵子の数は1～6個のいずれかであるはずであるが、一卵性の六つ子の出産例はまだ確認されていない。
受精卵の分裂は一度に2つにしか分かれないため、一卵性多胎児はその分裂過程が複数回起こらなければならないという奇跡が必要なためである。
（現実的に不可能なわけではないが非常に稀であり、発生する確率は非常に低い）
なお、一卵性の五つ子の出産例は現実では「ディオンヌ家の五つ子姉妹」（→Wikipedia）など数例存在している。
このため、現実で確認された六つ子以上は最初から複数の卵子が多排卵により同時に受精というケースとなっており、この場合はいわゆる二卵性双生児のように通常の兄弟姉妹程度の類似である。
pixivでの扱い
ほとんどの場合、『おそ松くん』『おそ松さん』に登場する六つ子にタグがつけられている。
なお彼らは（ギャグ漫画ではあるが）現実ではまだ存在していない一卵性の六つ子となっている。
他作品やオリキャラの六つ子絵も少数ながら存在はしている。