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カギ爪の男の編集履歴

2019-04-16 17:53:20 バージョン

カギ爪の男

かぎづめのおとこ

ガン×ソードに登場する人物

概要

CV:堀内賢雄

概要

"組織" のリーダーである老齢の男。本名はクー・クライング・クルー

周囲には本名ではなく「カギ爪の男」と呼ばれる事が多い。


温厚な性格をしており、誰にでも子どもに話しかけるような口調で喋り、気に入った相手がいたら「夢はあるか」と聞き、心を開き説き伏せた後に組織に誘い入れる。

決して人に怒らない性格である。しかし、作戦が上手くいかない時に指が震えたり、相手の態度次第で表情が険しくなったりすることはあるため、「怒りに対しての感情が麻痺している」と言われているように、暴力的に脅したり、罵る事が極端にできないだけのようである。

そんな性格だが、殺すつもりがない相手を抱きしめた拍子に力を入れすぎ、骨を砕き肉をきりさき殺してしまったり危険な部分も。


右腕に着脱可能なカギ爪の義手を装着しており、護身を兼ねている。メンテナンスを行う際は通常の指と同じ義手を装着している。

性格は一見温厚で柔和、誰に対しても子供に語りかけるかのような優しい口調で喋る。気に入った人物に "「夢」はあるのか" と問いかけ、"自分と一緒に夢を見ないか" と組織に誘う。過去の境遇からか、喜怒哀楽のうち、"怒" の感情が麻痺しているようで、劇中では怒りの感情を表す事はない。


組織の代表であるが、彼自身に私利私欲や権力欲はなく、彼の集団には、上下関係が存在しないことになっているため、崇拝の対象である彼自身の事は "同志" と呼ぶが、その呼称には普遍の敬意が込められている。

「世の中から争いをなくしたい」という巨大な夢に基づいて行動している。

しかし、その手段が惑星を一度破壊して再構成し、人類を争いを起こさない思考を持つ人間に作り替えるという、作中に登場する技術をフルに活用しても成功確率0%という無茶な試みであった。当然失敗すれば惑星の破壊の段階で世界が終了。今存在する全人類を虐殺することになる。

カギ爪の男はこの計画が成功することを前提として活動しているため、計画の過程でいくら人が死のうと、失敗した後の事を指摘されようと気に留めない。きわめて逸脱した思想を持つ。

延命治療を繰り返しており、何百年も生きられる身体を持つのだが、それも限界に達しているため、息子であるウィリアム・ウィル・ウーの血液を輸血してかろうじて生きながらえている。


息子は、オリジナル7の一人、ウィリアム・ウィル・ウー

かつて妻がいたが、母親の愛を独占したいと考えていた幼いウーに嫉妬され、ウーにナイフで殺されそうになった際に、それをかばった妻が身代わりとなって命を落としている。それからは父と息子という上下関係ではなく、お互いに組織関係者として対等な立場として呼び合うこととなる。


オリジナル7と同じような性質を持つバースデイに搭乗できるよう、改造手術を受けていると思われる。これによって本人の自覚がないまま、ヴァンやレイに匹敵する身体能力を得ている。

相手を説得する際には、相手が自分に理解を示すまで抱擁するという方法をとる。この時に相手が理解を示さなかったり、暴れたりすると、自身でもコントロールできないほど過剰な力が入ってしまい、彼自身の持つオリジナル7に匹敵するほどの怪力で「うっかり」殺害してしまう。過去に何度もこういった場面に出くわしているのが、非常に危険な手法なのを知っているのも関わらず、過去人間だった時の必勝法であった経験からか、一向に改善しようとは考えていない。


人の生死に価値はなく、人の行動そのものに価値があると考えているため、人を殺してしまおうと、仲間が死のうと悲しみや怒りの感情を見せることはない。これは、人が死ねば「その人は自分の心の中で生き続けるのだからそれでいい」と言う言葉となって表れる。


かつて地球では、総合総庁という政治を管理する仕事に就いていたが、細菌兵器の誤使用によって巻き起こされた "永遠の春休み"により地球が崩壊してしまったため、惑星エンドレス・イリュージョンに向けて脱出した。途中、月で観測チームと合流するも、その時に起こった争いに巻き込まれ右手を失う。最終的にに自分以外の人間が死に自分ひとりが生き残るが、仲間同士で殺し合う人間の姿を間近で見たため深く絶望してしまう。その後、わずかな希望をもって惑星エンドレス・イリュージョンに降り立つが、彼を待っていたのは荒廃した土地と、ギャングや賞金稼ぎが闊歩するほど乱れた治安、治安維持を放棄し、私利私欲のために権力を振るう腐り尽くした惑星の管理者(旧オリジナル7)、その他の想像を絶する絶望にあいながらも、彼は惑星に降り立って初めてできた友である医者の手により、百年単位の延命治療を受け、争いのない世界を築くために行動を開始する。


彼の目的「幸せの時」なる計画は表向きは、武力による世界征服であり、彼を代表とした統治により争いのない世の中を作る事とされているが、実際には月に設置された惑星破壊兵器「プリズン・プラネット・デストロイヤー」を利用し、惑星を破壊することにある。

ただし、破壊して人類史を終わらせる事が目的ではなく、テラフォーミング装置を使い惑星エンドレス・イリュージョンの周辺宙域の時系列を圧縮、再変換させ、もう一度惑星ごと人類を再構成しようという算段である。(その際、時間を巻き戻すことも理論上は可能)。その時に、人間の心を蝕むオルフェの花を触媒に、自らの意識を全人類の遺伝子に潜り込ませ、全人類を争いをしない人類に作り変えるというのが計画の全貌である。カギ爪の男の「人を生き返らせることができる」という言葉も、この再構成により人が生まれ変わることを見据えてのセリフである。


一見平和的な解決法にも見えるが、実際は何万回シミュレートしても可能性が0という希望的観測に募った非常に再現性の低い試みである。カギ爪の男の意識を、精神的負担なくうまく人々の意識下に浸透するかどうか怪しいことや、そもそも惑星を破壊した後の再構成が実現するかどうかも怪しい。彼らの計画はどうにも不安要素が大きいのだが、カギ爪の男はこの予測結果に対し、何億分の1の成功確率でも行うと話した。また、彼の部下達もカギ爪の男と一つになれるならそれでいいという宗教的な崇拝のみで計画を推し進めている状況にあった。

この計画は集団の中でもごく一部しか知らされておらず、後に計画の全貌を知った部下であるムッターカ・チーフ以下数名にクーデターを起こされている。





関連タグ

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アルトリウス・コールブランド…中の人が同じかつ右腕、主人公の大事な人を殺す、人間に絶望して自分の理想の世界を作ろうとしてる繋がり。ただし精神面ではまともな人であり、殺したことには訳があったり、無意味に人を殺さなかったりなどカギ爪とは大きく異なっている。また、アルトリウスも同じくがいたがこちらは愛情はあった。

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