概要
魔術協会の三大部門の一つである「アトラス院」の院長。
メルティブラッドでは世界を救うための計算の果てに狂気にたどり付きワラキアの夜となった彼だが、死徒二十七祖という枠組みが存在しないFateシリーズではアトラスを出奔せずに死徒のまま院長の座についている。
月姫世界では狂ってしまったが、こちらの世界では演劇風の喋り方は変わらないまま冷静で落ち着いた人物となっている(恐らく月姫世界でも元の人格はこんな感じ)。
アトラスの錬金術師としての能力で「月姫」世界と「Fate」世界の分岐による世界の差異を知っている模様。それにより上位死徒として狂人となった平行世界の自分も概ね把握している模様。
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿ではグレイの故郷でロード・エルメロイⅡ世の前に現れる。
アトラスの七大兵器「ロゴスリアクト」でエルメロイⅡ世とグレイに過去を再現するというタタリやレイシフトを髣髴とさせる技術を披露した。
Fate/GrandOrderではシャーロック・ホームズの調査で名前のみ登場。アトラス最後の院長ということだけが明らかになっている。
その後の第2部3章において、「Fate」世界におけるシオンとの関係性が明らかになった。
「月姫」世界ではタタリとして狂った彼とシオンは死徒としての親子であるために関係性は最悪だったが、「Fate」世界では現役の院長である彼とシオンは義理の親子関係となっている。
「月姫」世界と比べると失格親父(ダメオヤジ)呼ばわりされるほどには良好な仲。シオンは彼の影響を多く受けて、「月姫」世界とは大分性格が変わっている。