「史上最弱が…………最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィマギィ――――ッ!!」
概要
【破壊力:E / スピード:D / 射程距離:A/ 持続力:A / 精密動作:D / 成長性:E】
タロットカード大アルカナ6番目のカード「恋人」の暗示を持つスタンド。本体は鋼入りのダン。
蠍と人の混ざったような姿をした、ミクロサイズの遠隔操作型スタンド。鳴き声は「マギーッ」。上記のように人語を話すこともできる。ダンには「マギーッ」という口癖はないので、スタンド自身が自我を持っているタイプと思われる。
本人曰く、「髪の毛一本さえ動かすことの出来ない、史上最弱のスタンド」だが、代わりにその射程は数百キロにも及ぶ。
相手の耳などから体内に侵入し、脳に居座る。これにより本体であるダンと相手の感覚が共有され、ダンが足をぶつければその痛みが、背中を掻かれればくすぐったさが何倍にもなって相手に返ってくる。この為、下手にダンを痛めつけようものなら、相手にもその数倍のダメージが跳ね返り、ショック死することになるので、迂闊にダンに手出しもできない。たとえ対象者の一部が義手であってもダンの腕になにかあれば「本物の腕の痛みと感覚」が襲い掛かる。
また、攻撃方法としてDIOの肉の芽を使用しており、体内に持ち込んで植え付け、それを急成長させることで相手を死に至らしめる。劇中ではこの手を使い、エンヤ婆を口封じで殺害した。
読者からは「ジョースター一行が眠っている時に恋人を進入させれば勝てていた」とよく指摘されるが、ダンの性格上、その戦法を使うよりも彼らを虐め殺すことの方を選んだとしてもおかしくはない。
相手の脳組織を使って自分自身のコピーを作り出す技も持っており、切れば切る程、分裂を繰り返し、数百体まで増殖して、ミクロ化したハイエロファントグリーンとシルバーチャリオッツを苦しめた。
SFC(コブラチーム)版では、本体であるダンを差し置いて登場している(ただし、ダン自身も説明書には掲載されている)。種としてエンヤ婆がジョセフの脳に仕込み、ハイエロファントグリーンとシルバーチャリオッツだけでなく、スタープラチナとマジシャンズレッドもジョセフの脳に入って退治しに行くことになっている。
関連タグ
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧
オラオラ ラバーズの使い手の鋼入りのダンが空条承太郎に食らわされた。その数は原作では3ページにも及び、第3部時点で最多ラッシュを記録した