意外な事実
霞ヶ浦は茨城県にある日本で2番目に大きな湖だが、そうなったのは昭和の中頃と意外と最近だ。それ以前は秋田県の八郎潟が日本2位だった。しかし八郎潟は大規模な干拓が行われ、干拓地の周囲に水路が残っただけとなった。これにより霞ヶ浦が日本2位に繰り上がった。さらに歴史を遡ると、霞ヶ浦は湖ではなく大きな湾だった。これも大昔ではなくここ数百年間の話である。東京湾(江戸湾)に流れ出ていた利根川の流路が江戸時代に現在のルートに変更され、現在の霞ヶ浦付近に土砂が堆積しやすくなった。さらに干拓が行われたり水門が作られたりして徐々に淡水湖へと姿を変えていった。
地理
以下の市町村に面している。
美浦村(「みほむら」と読む)
行方市(「なめがたし」と読む)
潮来市(「いたこし」と読む)