概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
オレルアン狼騎士団の緑髪の男。
クラスは「弓騎兵(ホースメン)」。
FC版『暗黒竜と光の剣』、SFC版『紋章の謎』第一部では存在感の薄さと攻撃の当たらなさで群を抜く。
それもそのはず、加入時は何の台詞もなくハーディン・ウルフ・ロシェ・ビラクらとまとめて加入するだけ、それ以降もストーリー上の見せ場はなく、死亡時の台詞・顔グラフィック・クリア後の後日談にいたるまでが他キャラの使い回し、おまけに肝心の成長率がダメダメと、何も特長がない不遇のキャラだったのだ。
さらにSFC版『紋章』ではシステムの仕様変更により(彼自身の成長率はFC時代から変わっていないのに)相対的に弱体化してしまう。顔グラフィックは固有のものになったが、それでもトーマスとの区別は難しかった。
リメイク作である『新・暗黒竜と光の剣』では一躍チートと囁かれるほどの成長率を手に入れることになるが、公式イラスト投稿企画 ”みんなでつくる『新・暗黒竜と光の剣』”でイラストの投稿が一枚も無かったことなどから、依然として残念なキャラクターとして愛され続けている。
一方で顔グラフィックは大人びた精悍な顔つきとなり、童顔タイプとなったトーマスとの区別が容易になった。
今ではピクシブにも割とイラストが投稿されているのでその残念な面は払拭されただろう。
『紋章の謎』第二部では終始ハ-ディン側の戦力として登場するが、リメイク作『新・紋章の謎』では、なんと仲間にすることが出来る。成長率は『新・暗黒竜と光の剣』ほどではなく、よくも悪くも人並みの成長率になっている。
『新・紋章の謎』におけるマイユニットとの会話では軍の武具の手入れを熱心に行うマメな性格として描かれている。武具に対する目利きはちょっとした不具合にもすぐに勘付く程繊細で確か。また、自分が使わない武器の手入れまで行っているのだが、その理由にはある人物が関係している。