概要
演:キャリー・ヘン
エイリアンによって壊滅した開拓者団の唯一の生存者である少女。本名はレベッカ・ジョーダン。隠れんぼでよく通気ダクトを使う為、「ニュート=イモリ」と呼ばれ、兄以外からは本名のレベッカと呼ばれないらしい。
エイリアン2
元は両親と兄の4人家族であり、以前は惑星LV-426のハドレイズ・ホープの開拓地で暮らしていたが、父親がそこで発見したフェイスハガーに襲われたのをキッカケに自分を除く住人全員がエイリアンの餌食となった。その後、唯一の生存者として通風管の中を逃げ回っていたところを、海兵隊の動体探知機が反応して発見される。エイリアンに家族を皆殺しにされたせいか発見当時は心を閉ざしていたが、エレン・リプリーとの交流を通じて親子のような情で結ばれる。劇中では最後まで生存した。
エイリアン3
前作のラストで冷凍睡眠についていたが、乗っていた脱出艇が着陸時の事故に遭い、中にいたニュートは何と既に死亡していた。死因は肺に水が溜まったことによる溺死。本編開始早々あまりにも報われない末路を辿ったニュートの死はリプリーの心に大きな影を落とした。
その後、リプリーは彼女にエイリアンが寄生していたのではないかと疑い、クレメンスに手術をさせ確かめるがニュートの体内にエイリアンはおらず、遺体は溶鉱炉に投棄された。実はエイリアンに寄生されていたのはリプリーであり、ラストシーンで彼女はニュートを火葬した溶鉱炉に身を投げ、胸を突き破って現れたチェストバスターを道連れにニュートの後を追うことになる。
余談
『エイリアン3』において幼くして死亡してしまった彼女ではあったが、『エイリアン』シリーズの前日譚に当たる『エイリアン・コヴェナント』の制作時期に没になったニール・ブロムカンプ監督が企画を温めていた『エイリアン5』のコンセプトアートにて成長したニュートの姿が描かれていた。この『エイリアン5』は『エイリアン2』以降のシリーズをなかったことにしたifルートで、彼女の他にゼノモーフのような宇宙服を着用したリプリーらしきイラストも存在する。しかし、企画自体は薄い脚本が書かれた程度で没になった模様。
関連タグ
ニューボーン:『エイリアン4』に登場した新種のエイリアン。こちらもニュートと同じくクローンリプリーを母親のように慕い、自らの生みの親であるはずのクイーンエイリアンを惨殺しエイリアンの巣から脱出するのだが…
ベッキー・・・映画本編で主人公を母親のように慕っている幼女繋がり。