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ロックマンを作った男たち_ロックマン誕生伝説の編集履歴

2019-07-03 06:09:22 バージョン

ロックマンを作った男たち_ロックマン誕生伝説

ろっくまんをつくったおとこたちろっくまんたんじょうでんせつ

1994年~1995年にかけてコミックボンボンで掲載された有賀ヒトシの作品。新装版『ロックマンメガミックス』1,2巻に収録されている。

概要

有賀ヒトシ先生により書かれた実話をもとに書かれた「ロックマン」「ロックマン2」の発売までの経緯を描いたフィクション漫画。当初の企画では「初代ロックマンから「ロックマン6」の開発秘話、SFC版「ロックマンX」の開発秘話の二部構成で描かれる予定であったが情報量が膨大過ぎて収まらなくなったため、変更となった。この時の取材には当時まだCAPCOMのスタッフだった稲船敬二氏が応じており、この時にボンドマンの存在が明かされた。

概要

「ロックマン」「ロックマン2」の開発までの経緯とそれにまつわるエピソードをフィクションを交えながら描いたものでロックマンのゲームシステム、ボスの弱点・武器入手に関する理由などが短いながらまとめられている。本作は「コミックボンボン」に掲載されて以降、単行本での収録がなかったが新装版『ロックマンメガミックス』に収録される形で安易に読めるようになった。


ストーリー

みなさんおなじみのロックマン・・・・ファミコンはもちろん、ゲームボーイやスーファミ、メガドライブでも会うことができます。でも、決して最初っからこうだったわけではありません。今や世界に飛び出し、とどまるところを知らぬロックマンパワー・・・・その誕生には知られざる苦労があったのです。


登場人物

泉建二

本作の主人公に当たるCAPCOMの新入社員のグラフィッカー。主にロックマンのキャラクターのデザインなどを担当する。


神明

企画担当。ロックマンの生みの親であるA.K氏がモデル。「ロックマン」の開発の許可を得るべく上司に直談判し、承認してもらう。自分が面白いと思った場面を何度も何度も繰り返しプレイして、何が面白いのかを研究するなど仕事に熱心な一面がある。


本多

プログラマー担当。ゲームの容量の都合上で神明と衝突しながらも彼の熱意を熟知しており、試行錯誤を繰り返しながら「ロックマン」の開発に挑む。神明に渡されたロックマンのパターンが多いため「これじゃあ敵が全然出せない!(汗)」と困ったとか。


桃内

音楽担当。本作では唯一の女性。ロックマンの行動パターンで容量が圧迫してしまったため、曲の収録ができないと神明に抗議していた。「ロックマン2」のオープニングやワイリーステージ終盤の水滴が落ちる音などは彼女のアイディアという扱いになっている。


本作で明かされた「ボンドマン」

本作ではロックマンは当初他のシリーズ同様に8ボスを出す予定だったことが明かされているが容量の都合上で神明が2体減らすという選択を取った。そんな彼に対して本多はロックマンの行動パターンをむしろ減らすべきだと抗議したが聞き入れてもらえず、ボンドマンはあえなく没となった。


ちなみに有賀氏のオマケ漫画では稲船氏がその存在を明かしている。ただ、取材当時は既にデザイン画が現存しておらず、有賀氏が特徴を聞きながら書いたのだという(この絵に対して稲船氏は「こんな感じだった」と述べている)。


ロックマン2誕生のトリガー

初代ロックマンをプレイしてくれた一人のファンから送られた一通の手紙に書いてあったロックマンを倒すボスキャラがキッカケとなり『ロックマン2のボスキャラを大募集!』という方針となった。(応募作品の中には、色んなアイディアが盛り込まれたボスキャラがデザインされていて決定には難航しめしたという。)


だが、あるキャラの設定中に睡魔や締切の時間が迫っていることもあり『おいおい、俺達は今【ロックマン2】を作っているんだぞ? 初代の焼き直しじゃあない!』と衝突してしまう。

(が、調整していたモノの正体「初代で出してあげられなかったから、2で出してあげたかったんですよ」という理由を知ることになった)

 


関連タグ

有賀ヒトシ

ロックマンメガミックス

ロックマン

ボンドマン

ロックマン2

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