機体データ
型式番号 | MS-06D |
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所属 | 旧ジオン公国軍残党・ロンメル部隊、同シンブ隊、アフリカ解放戦線・青の部隊 |
製 | 旧ジオン公国軍 |
生産形態 | 量産機(現地改修機) |
頭頂高 | 18.5m |
本体重量 | 44.7t |
全備重量 | 69.5t |
出力 | 1,440kW |
推力 | 8,400kg+7,600kg(ジェットスキー) |
センサー有効半径 | 8,800m |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
武装 | ロケットランチャー、ザクマシンガン(軽量化タイプ)、腰部クラッカーポッド、ヒートトマホーク、ラッツリバー3連ミサイルポッド、ビームライフル(ゲルググより譲り受けた武装) |
機体概要
ザク・デザートタイプをベースに、地球連邦軍基地から奪った資材で改修した機体。
安定しそうにない部品供給ながら、(少なくとも外観は)統一された規格で相当数が稼働していることが確認されている。
脚部推進エンジン(インテークが存在することからジェットエンジンと思われる)を増設したうえで、胸部装甲の強化やプロペラントタンクの増設などもされている。
更に砂上走行用にジェットスキーというオプションを足に装着でき、砂漠を高速で滑走できる。
また脚部の推進器を使うことで砂地を掘り、砂中に潜伏するといったことも可能。
砂漠という環境には絶妙にマッチしており、機動性はドムさえも凌駕する。
…の筈なのだが数値上の推力は改修前のデザートタイプの推力の5分の1さえ下回っている。
しかし遥か上空を飛ぶSFSに飛び乗ることが可能な程度には上昇力自体はある模様。
元となった機体は一年戦争時の機体だが、第一次ネオ・ジオン抗争時においてジオン残党軍・ロンメル部隊やアフリカ解放戦線・青の部隊の主力とされており、U.C.0096年のトリントン基地襲撃も使用されていた。
トリントン基地襲撃に参加した機体は顎部ダクトの形状が、動力パイプ接続部にフィルターのような部品が付いた本機種独特のものから通常のザクⅡタイプと同じ形状に戻されていた。
なお、ロンメル部隊以外が使用する機体はレプリカという説も存在する。
当初、宇宙で作られたものが地球に降ろされる予定であった為、MS-06DではなくF型などから改造された設定になっていたが、プロットの変更に伴いD型ベースの現地改造に設定訂正された。
ガンプラ
『ZZ』展開時にMSVの1/144ザク・デザートタイプに新規パーツを付属させたものが存在(ドワッジ改及びドワッジ、アイザック、リゲルグ、ガズR・ガズLなどと同じ)。
『ZZ』時の可動指採用のハンドパーツが付属。