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メサイアセル

めさいあせる

メサイアセルとは、『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場するメサイアが実体を持った進化形態である。

ゴーバスターズ!我が空間を荒らすな!ここはメサイアの空間。そして……私が“メサイア”!」

CV:佐々木誠二

データ

身長:203cm

体重:287kg

製造モチーフ:メサイア

推奨動作環境:亜空間

概要

生体研究所の一件でエンターによって進化プログラムをインストールされ、更にスプレーロイド2を陽動にマサトの研究所から強奪した彼のエネトロンを吸収する事で、周囲の無機物を取り込み有機的な肉体を得たメサイアの進化形態。

それまで実体の無いエネルギー体だったメサイアが確固たる現身を得て実体化した姿である。

三角形の中央に人間の頭蓋骨が埋め込まれた頭部をしており、全身にも同じく三角形の意匠が見受けられる。

エンターエスケイプの様な独立した個々の人格を持つアバターとは異なり、こちらはメサイア自身の意識と人格が完璧に反映されているが、その本質は単なる分身体と言うよりは現実世界に直接干渉する為の端末と言った方が正しい。

その為に無機物を吸収し、自分の肉体に取り込み増殖する固有能力もそのまま受け継がれている。

こうした自身の能力は戦闘でも遺憾無く発揮され、例え身体がダメージを受けても周囲の瓦礫を取り込んで瞬時に自己修復してダメージを全快させたり、自身に接触したバスターギアを吸収する事で使用不能に追い込むと言う絶対的な回復と防御を見せる。

武器としてはゴーバスターズを容易く吹き飛ばす程の威力を持った赤い衝撃波を繰り出し、更に過去のメタロイドの製造データからそれまで登場したメタロイドを再生怪人として複製する事も出来る。能力が能力だけに、現実世界へ侵攻すれば地球その物と融合して全てを支配する神にもなり得る恐るべき存在と言えるだろう。

但し、この形態はあくまでメサイアが現実世界に干渉する為の端末に過ぎず、決して本体ではない。実体化した肉体を得たとは言え、メサイアセルの本体は転送研究センターのメインコンピューターその物であり、そちらと意識を共有しているのである。

それ故に本体のコンピューターがダメージを負うとメサイアセルもダメージを負い、破壊されれば弱体化すると言う致命的な弱点を抱えていた。

劇中ではメインコンピューターにデータとして取り込まれ、「創造する者達」として使役されていたヒロムヨーコの両親達によってゴーバスターズはその事を伝えられたが、同時にメインコンピューターが破壊されれば自身の家族も死ぬと言う最悪の現実を3人は突き付けられてしまう。然し、自分達の13年間を決して無駄にしないと言う断固たる想いを胸にレッドバスターはセンターのメインコンピューターを破壊。

これによって一気に弱体化した所へ5人の総攻撃を受けてメサイアセルは爆散、その余波で転送研究センターは崩壊して同時にヴァグラスも滅んだかに見えたが………

この先、ネタバレ

実はエンターがバックアップとして13枚のメサイアカードを取っておいたためにメサイア自体はまだ滅んでおらず、これがメサイアロイドと呼ばれる強化型メタロイドとの新たな戦いの序章となるのだった……。

余談

劇中ではその後は登場しないが、スーツは『恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』のネオメサイアに流用された。

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