三原じゅん子
みはらじゅんこ
三原じゅん子とは元女優の政治家。
人物
1964年9月13日生、東京都出身。小学生の時から劇団に所属し、中学生でTVドラマデビュー。
1979年(昭和54年)、『3年B組金八先生』に出演、ツッパリ少女「山田麗子」役を演じ「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」の台詞で有名になった。このドラマで担任教師役だった武田鉄矢とはその後も交流がある。
その他にも電子戦隊デンジマン、太陽戦隊サンバルカンでのゲストキャラクター役なども務めた。
明治大学付属中野高等学校定時制高校に入学したものの間もなく中退、この時期頃から暫く歌手活動も行っている。
カーレーサーとしても活躍した時期がある。かつては血の気の多い一面もあり、自身のスキャンダルを狙っていた写真週刊誌「フライデー」のカメラマンに激頏してマウントポジションをとりフルボッコにして逮捕されたことがある。
私生活では2度の離婚を経験し、また流産・子宮頸癌による子宮摘出で子を望めない体となり、実父の介護も必要となるなど辛酸も舐める。また自ら介護施設の経営にも乗り出し、これらの経験から医療や介護問題への関心を強めるようになり政治家転身を志すようになった。
2010年に初当選、政治家に転身し女優を引退した。
政治的主張は外国人参政権反対・靖国神社参拝を推進等保守色が強いが、上記の経験からがん患者やがん検診への公的支援推進、介護職への待遇改善など福祉の拡充も主張しており、医療関係の主張は同じ自民党の山谷えり子(子宮頸癌ワクチン接種や性教育に否定的)と主張が異なる部分もある。
ニコニコ動画ではその演説を賞賛され、「ハマーン様」という二つ名を奉られた。ただし、作者の富野由悠季はハマーンのような独裁者に扇動される大衆を批判的に描いているので、深読みすれば一種の皮肉であると解釈できなくもない。