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悪事の高丸の編集履歴

2019-07-22 07:53:53 バージョン

悪事の高丸

あくじのたかまる

日本の伝承に登場する鬼

日本の伝承に登場するである。高丸悪路、安倍高丸とも。

伊能説では悪路王大武丸と同一視されるが別人物である。詳細は悪路王を参照。


概要

悪事の高丸は『諏訪大明神画詞』9-11段や『神道集』巻4「信濃鎮守諏訪大明神秋山祭事」にその名前が見られる。


桓武天皇の頃に奥州で悪事の高丸が人々を苦しめたため、帝が稲瀬五郎田村丸に高丸討伐を命じた。

田村丸は清水寺千手観音に願掛けをすると七日目の夜半に「鞍馬寺の毘沙門天は我が眷族であるから頼れ。奥州へ向かう時は山道寄りに下れ。そうすれば兵を付き従わせよう」とのお告げがあった。

お告げの通りに鞍馬寺に参拝すると毘沙門天より三尺五寸の堅貪(けんどん)という名の剣を授かった。また奥州へ山道を進軍すると信濃国諏訪大社で二人の武将を得た。

高丸との戦いの時に、田村丸が堅貪を鞘から抜くと、剣は自ら高丸に切りかかり首を落としたという。二人の兵の助力も得た田村丸は、こうして高丸討伐を成功させたという。


物語の中の高丸

『鈴鹿の草子(田村の草子)』では近江の高丸として登場し、鈴鹿山の大嶽丸を討伐した坂上田村丸俊宗に討伐された。

『田村三代記』では改編もみられるものの、近江国の明石の高丸として登場し、坂上田村丸利仁に討伐された。


主な登場作品


関連タグ

坂上田村麻呂伝説

達谷窟悪路王

岩手山大武丸

鈴鹿山大嶽丸

坂上田村麻呂

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