概要
スズキのトールワゴン。三菱がOEMを受け、デリカD:2として販売されている。
ワゴンRワイド、ワゴンRソリオの後継であり、元々はワゴンRの普通車版であるが、2010年のモデルチェンジにより両側スライドドアと前後席間の移動ができるセンターウォークスルーを採用し、パレット/スペーシアの普通車版という趣が濃くなっている。
全長・全幅は5ナンバー枠未満(小型車枠より幅は7.5cm、長さは90cmも小さい)に押えられ取り回しに優れているが、見た目のイメージ通り車内はとても広い。2代目以降は(一部アジア地域に輸出されるものの)基本的に国内専用車であり、スペース効率とユーティリティの追求、スライドドアの搭載、低中速走行での燃費性能など、軽自動車同様に国内のニーズに特化した商品開発がなされている。
2015年のモデルチェンジで最小回転半径を4.8mに縮小し、取り回しの良さに磨きがかかった。また100kgの軽量化を実現し、燃費の良さにも力を入れている。