概要
ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。
北海道から九州までの水辺に見られる。株元が水に浸かるところに育ち、護岸の緑化・環境保全に利用される。
根元からも枝を出し、水に浸ったところから根を下ろして株が増えてゆく。
葉は細い楕円形でつやがない。初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。
花期は3~4月。他のヤナギよりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とされる。
雌雄異株で、それぞれ雄花と雌花を咲かす。
花穂は銀白色の毛が目立ち、「猫柳」の名はこれを猫の尾に見立てたことによる。花穂は生け花にもよく用いられる。
樹高は3mほど。
樹液にはカブトムシやクワガタムシ、カナブン、スズメバチなどの昆虫が集まる。
花言葉
2月12日の誕生花で花言葉は
「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」
2月12日の誕生花としては他に連翹、プリムラ・マラコイデス、アマリリス、トキワマンサク、キツネノマゴなどがある。