「憎んでいる。全てを。」
「黒山羊の角笛がすでに鳴り響いている。焦ることはない。心して待つが良い。」
「もし神が居るなら、そいつから葬るとしよう……」
CV:茅野愛衣
概要
初出はイベント「鏡写されし異色」であり、本イベントを以て先行実装がなされた。Z46と同じ、未完成艦の擬人化。
イラストは木shiyoが担当。レアリティはSSRであり、現時点ではこのイベントの期間限定建造からしか排出されない。建造時間は4時間35分。復刻イベントでも建造限定であり、出ない人はグナイゼナウくらい出ない。
キャラクター像
一人称は「我」、指揮官へは「卿」と呼ぶ古めかしく重々しい言葉使いが印象深い。
この世界に悲観的な想いを抱き、いっそ滅ぼしてしまいたいと願う破滅的な性向を持つ。
しかし一方で、そんな自分を誰かに救って欲しい、という葛藤を抱えている。
指揮官に対しては自分が見込んだ同盟者として高い評価を与えている一方で、指揮官の運命を左右する、とある存在に感づいており、それに操られる指揮官に哀れみを覚えてもいるようだ。
しかし、そんな退廃的な物言いとは裏腹、寮舎内のSDキャラ時は表情豊かにはっちゃける。
お風呂には(>_<)の顔文字そのものの表情で気持ちよさそうに浸かり、メガステージなどのお立ち台に乗せると楽しそうに踊り出し、ベッド系の家具に寝かせれば幸せそうな顔ですやすや眠る。
ネタ系の家具も基本的に笑顔で受け入れている。
指揮官と出会い仲間になることで心に余裕ができた現れなのかもしれない。
…………とても全てを憎んでいるようには見えず、破滅的な言動の数々を中二病のせいだと考えられたり、愉快なお姉さん扱いされたりといったネタキャラ化の潮流も強くなってしまった。
冒頭に引用したセリフが短縮されて「にくすべ」の愛称も生まれている。
水着スキン、砂浜のウルズでは「指揮官に頼まれたから水着を着た」というなんとも優しい理由で水着に着替えており、Live2Dによる動きが更にかわいらしさ全開。
そして同じ鉄血陣営にガチでヤバイ人が加わったこともあり、にくすべっぷりが日々加速している。
容姿
豊かな銀髪に紫がかった赤い瞳を持つ美女。その胸部装甲は豊満である。
白いマント以外の服装は黒に差し色の赤でまとめられており、袖や軍帽に燻し銀のアクセントが光る。
黒竜と甲冑が融合したかのような艤装は、シャルンホルストと似た形状をしており、四つの目が黄色に光る。
自分たちを「鮫姉妹」を呼ぶシャルンホルスト同様、サメがモチーフなのかもしれない。しかし尻尾部分の先端は悪魔のように矢印状になっている。
モンスター口部分にある砲門はビームあるいはエネルギー弾的なものが撃てる機能を秘めているのか、SDキャラ時にはチャージしようとして不発に終わるモーションがある。
(>_<;)←こんな顔をしながら。
水着スキン「砂浜のウルズ」では大事なところ以外はシースルーのモノキニ姿。艤装は禍々しさはあるものの刺々しさが無くなったクジラのような形状に。Live2D実装スキンであり、総統閣下も満足なくらいプルンプルンである。
性能
耐久 | A | 火力 | E | 雷装 | E |
回避 | C | 対空 | B | 航空 | S |
装備枠は戦闘機×1、爆撃機×2。艦載機で最も火力の高い攻撃機を載せられないかわりに、爆撃重視で雑魚と盾役の露払いに長けた艦艇となっている。
スキルは「鉄血の翼」と「鉄血の鷹」の二つ。
「鉄血の翼」はクイーン・エリザベス、三笠に続く陣営単位のバフ効果スキル。
同じ編成にいる鉄血艦全員が受けるダメージを5パーセント、最大強化時には15パーセント減少させる。
攻撃系のステータスは上がらないため、それぞれに攻撃を得意とする艦で周りを埋めて攻防一体とするか、防御に特化して長期戦へ持ち込むか悩ましいところ。加えて鉄血所属の艦が少ない(モチーフであるドイツの軍艦が、そもそも島国の英日などに比べて少ない)ために、編成の幅が非常に限られる点がネックとなる。場合によっては欠けている要素を他陣営の艦でカバーすることも考えよう。
「鉄血の鷹」はクラップ製(=ドイツの機体を基にした)艦載機を装備した際、15パーセント、最大強化時には30パーセントの威力補正がつくスキル。
幼女化
2019年4月19日、公式Twitterで、本艦を幼女化(アズールレーン)した「ツェッペリンちゃん」が発表された。艦船の幼女化はベルちゃん以来、2例目のことである。
詳しくは、「ツェッペリンちゃん(アズールレーン)」を参照。