「卿の希望ゆえ着替えてやったのだ。卿が行かないとなれば、我は……怒るだろうな」
概要か…
2018年の初夏、鉄血勢に水着が一斉に実装される中、まさかのグラーフ・ツェッペリンに白羽の矢が立つ。全てを憎み、争いに飢え、破壊を楽しみ、世界の破滅を望む彼女がまさかの黒くシースルーのモノキニ姿に。しかも指揮官の頼みで。
流石にモノキニだけでは恥ずかしかったのか、通常スキンで羽織っているような、裏地が赤の漆黒のコートを肩にかけている。バケモノ艤装は相変わらずのバケモノっぷりだが、心なしか丸くなっており、刺々しい龍型からハクジラっぽさがあるように。
実装時点で既にLive2Dが実装されている特殊なスキン。公式Twitterでのチラ見せでは艤装の口部砲塔からバチバチ電撃が放たれている。タッチ時、一部通常ボイスで後ろのバケモノ艤装が発砲をする時がある。彼女を守ってのことか、彼(?)も羽目を外しているのかは彼女のみぞ知る。
Live2D付きと言う事もあってか、これまでに実装されている有償スキンの中で最も高い(1000ダイヤ以上)。ちなみに、通常スキンより先に着せ替えでLive2Dが入るパターンは彼女とフィーゼが初めて。以降、一部の水着スキン、礼服スキンなどでL2dスキンが続々と実装されるようになった。
殆どのL2d専用モーションとして、頭を撫でるとセリフを発すること無く特殊な動きをするという「タッチ3」が存在するのだが、彼女のタッチ3は頭ではなく、マンジュウ。
彼女がいつも被っている黒い帽子は、彼女の目の前を滞空しているマンジュウが被っており、艤装が動く、彼女が動く等で驚いて汗を飛ばしながらも必死に帽子を持ち続けるという丁稚のような扱いを受けている。そのマンジュウをつつくと目を回して帽子を落としてしまう。落としたマンジュウは急いで帽子を取りに行って定位置まで戻るのだが、グラーフはその一連の挙動を興味深そうにただ眺める…という他のL2dスキンと比べても独特なリアクションをしており、とても和やかな空気がその場に産まれる。
その一方で戦闘終了後やタッチ2(セクハラ)時には、影を落とした表情で意味ありげに微笑みかけるという、全てを憎んでいる方のグラーフが出てくる。専用ボイスが無いため、動きはにくすべたっぷりだが、発言は初期のグラーフそのもの。それでも違和感がないのだから彼女のポテンシャルはすごい。
L2dのキャラは「指を置いてフリックをすると指に目線を持って行く」という共通の行動を取る。彼女も例に漏れず指揮官の指を身体を傾けてでも追うのだが、そこで指を上下に激しくフリックし続けるととても楽しいことになる。
ちなみに「ウルズ」とは北欧神話の神。運命を司る神の姉妹「ノルン」の一人。そんな神の名を何故彼女がと言えば、鉄血にヴァルハラの概念がある事と、彼女のセリフで黒山羊の角笛についての言及があるなど、彼女の周りは北欧神話に包まれている上に、ウルズの操る運命には「宿命」「死」というにくすべたっぷりな意味もあるため。