概要
ドルドラが開発したフランケンカプセルに2体の銀河闘士を入れることで製造される強化銀河闘士。
ほかの合成怪人と違い、素体となった銀河闘士の要素が左右に半分ずつ分けられた外見をしているものが多いが、サメジゴクギン、テラノTVギンのように上下合体型のものもいる。二体の銀河闘士が合体しているため戦闘能力は高く、何度もファイブマンを苦戦させた強敵揃いである。
脳まで合体しているため意志は統一されているが、試作第一号で合体が不完全なカニアリギン、失敗作であるゴリワシギンのように別々の意思を持つ者もいる。
合身銀河闘士一覧
カニアリギン
カニギンとアリギンが合身した合身銀河闘士第一号。
マグマベースに侵入しアリギンの蟻酸が加わった泡でマグマベースを溶解しようと企む。
イカタマギン
声:依田英助
イカギンとタマゴギンが合身した合身銀河闘士。
物に触れると爆発し増殖する卵を武器にして戦う。その卵でアースカノンを打ち破った。
タヌキツネギン
声:飯塚昭三
タヌキギンとキツネギンが合身した合身銀河闘士。
幻を見せる能力を持ち、兄弟の母親の星川緑の幻を見せてレミを惑わす。
ワニカエルギン
声:岸野一彦
ワニギンとカエルギンが合身した合身銀河闘士。
学を襲撃し、時間停止能力を使って、シュバリエが学を殺害するのをサポートした。ダイヤモンドが好物。
数美を自身の下僕にするも、ダイヤモンド欠乏に陥ったところで過去に戻され、ついでに学も復活する。
ゴリワシギン
声:飯塚昭三(ゴリラギン)、大山豊(ワシギン)
ガロアが製造し、ワシギンとゴリラギンが合身した合身銀河闘士。
当初は、普通の合身銀河闘士らのように左右の半身が合体した姿で誕生するはずだったが、ガロアがカプセルの操作に慣れていなかったためワシギンとゴリラギンが前後にくっ付いた失敗作として誕生してしまった。このため意志が統一されておらず、前後の面が度々喧嘩をする。この際の高速回転で巨大な旋風を起こすことができる。
サメジゴクギン
声:河合義雄
サメギンとアリジゴクギンが合身した合身銀河闘士。
人間を地中に引きずり込んでミクロ化する能力を持つ。その能力でミクロ化した人間を缶詰に詰めて、シュバリエの食事として献上しようとする。
しかし、ファイブマンを除き若い女性ばかりを狙うクセがあり、このクセを見抜いたレミの奇策により、学の操縦するクレーン車に吊り上げられ、その衝撃で、缶詰めにしていた人々を解放してしまう。
ヒョウコブラルギン
声:岸野一彦
ヒョウルギンとコブラルギンが合身した合身銀河闘士。
ファイブマンと互角に戦えられる程の戦闘力を持ち、ビリオンと共に学を襲撃する。
サソリナマズギン
声:飯塚昭三
サソリギンとデンキナマズギンが合身した合身銀河闘士。
針で人間の精神を入れ替える能力を持つ。しかも、入れ替えられた人間の精神は一生元に戻れないという厄介な効果付き。
手始めに、レミと文矢の精神を入れ替え弱体化を狙うが、元に戻ったふりをした二人の演技により、騙されたサソリナマズギンは両者の精神を元に戻してしまった。
サザエマジロギン
声:西尾徳
サザエギンとアルマジロギンが合身した合身銀河闘士。
頑丈で強固な皮膚を持ち、Vサーベルもへし折ってしまう程の強度を誇る。スーパーファイブロボの必殺技も耐え、ファイブマンをあと一歩というところまで追い詰めた強敵。
最後は健が完成させたファイブテクターの実験台代わりとばかりに、彼の「人間大砲」に敗れた。
カメレザルギン
声:河合義雄
カメレオギンとサルラギンが合身した合身銀河闘士。
トオルという人間態で数美を惑わし、弱点を聞き出そうとする。両目をキョロキョロ動かす癖がある。
ヒルアゲハギン
声:徳丸完
ヒルラギンとアゲハルギンが合身した合身銀河闘士。
ファイブマンの変身エネルギーを吸い取り、銀河戦隊ギンガマンをにせファイブマンに変身させた。
ちなみに、にせファイブマンの本物との違いはマフラーの有無(マフラーがない方が本物)。
テラノTVギン
声:河合義雄
ドンゴロスが作って彼は「合身銀河闘士」と言ったが、素体は不明。
人間のテレビを意思を持つ悪魔テレビと変え、テレビ好きの人にゾーンの活躍を見せつけて、ゾーンのファンにしようと企む。テレビに映し出された幹部の力を使うことができる。
バラドルギン
声:西初恵
バルガイヤーによってドルドラと彼女を助けようしたザザが融合させられた姿。
バルガイヤー自身の弱点であるシドンの花を全滅させようと企む。意思はドルドラの意識が残っており、ザザの意識は消滅してしまっている。
関連タグ
メカシンカ、バイオ次元獣、サイコネジラー : その他合成怪人
ゲルショッカー怪人 : 合成怪人の原点
あしゅら男爵:「左右それぞれの半身が違う姿」と言うデザイン上の共通点がある。