船の墓場クレムクエイ
ふねのはかばくれむくえい
概要
『スーパードンキーコング2』のワールド3。
前ワールドのクロコドームから一転して荒涼とした沼のワールド。
「船の墓場」とある通り、難破船が所狭しと並んでいる。
GB版『ドンキーコングランド』ではクロコドームに統合され、「とげとげタルめいろ」以外はクロコドームに登場する。
各コースの説明
3-1:かいてんタルさんばし
ローリングバレルに入って沼を進んでいく。
敵ではクロークが初登場。待っていると、ジンガーやアイテムを投げることもある。
クロークの中には2UPバルーン入りの宝箱を投げてくるタイプがいる。先にビートルを投げてくるため、ビートルを転ばせておいて宝箱を当ててバルーンを入手し、クロークを倒さずにスクロールアウトして戻ってくると再びビートルや宝箱を投げてくれる。これを利用した無限1UPが可能。
無限1UPの手軽な手段の無い本作では貴重である。
DKコイン
ランビをアニマル禁止サインまで連れて行くと、ランビがDKコインに変化する。
3-2:くらやみダイビング
視界の悪い水中が舞台。このコースのみアンコウのグリマーが登場。前作のスコークスと同じ役割である。
フグのパフタップが登場し、自ら破裂して針を飛ばしてくる。
ゴール地点のみ船の上に出る。
GB版『ドンキーコングランド』では、全ステージ中唯一ボーナスステージが存在しないのだが、ゴールへショートカットできるワープがボーナスバレルのデザインになっているため、「ボーナスバレルが存在しないコースは1つもない」という法則が例外なく出来上がっている。
DKコイン
スタート直後のボーナスステージの入口の上は通り抜け出来、バナナで3と書かれた通路の右上を通り抜けると、4と書かれた隠し部屋にDKコインがある。
3-3:どろどろクロコジャンプ
「ようがんクロコジャンプ」にも登場したクロコヘッドが再登場。今回は、タルを触って出現させるタイプである。
前作のストップ&ゴーステーション同様に、攻略はタルに触れてから一定時間のみ。時間内に触れ直すことで時間延長が出来る点も共通。
中盤には、スクイッターの禁止サインがあるが、彼はボーナスステージの中にある。
GB版『ドンキーコングランド』では、「クロコヘッドクライマー」というコース名に変更された。
DKコイン
スタート地点の左にあるが、ジンガーが4匹いる場所に宝箱があり、宝箱を4回ジンガーにぶつけるとDKコインが現れる。
3-4:ラトリーに大へんしん
アニマルフレンドに変身するアニマルバレルが初登場。
コースの大部分をラトリーに変身して進んでいく。
バッドクルールと同じく船のステージだがBGMは違っている。(下記の動画を参照。)
DKコイン
コンティニューバレルの直前のデッキの切れ目の中に隠されている。
3-5:しずむナンパ船
無敵のスナップジョーが初登場。
船が沈んでいくので上へと進んでいく。
水位上昇ギミックで船の沈没を表現しているが、このギミックは一定位置まで辿り着いた時に所定の位置まで水位が変化するというもの。しかし一部の地形をチームアップで登った場合はこの判定に引っかからず、以後船が沈まないまま探索をすることも不可能ではない。
DKコイン
ゴール地点の後ろにある。ゴールの直前に無敵バレルがあるが、チームアップでないと届かないため、2人いないと取るのが難しい。
激震!ボスグラッバ
見張り小屋にいるクラッバの色違いであるグラッバが登場。クラッバとの関係は不明。
グラッバはコング目掛けて踏み潰そうとして来る。体が重いため、着地すると震動が起きて地上にいると動けなくなってしまう。
また、3回目には棍棒を振り回して来るので、グラッバに近付き過ぎないようにしよう。
グラッバは棍棒を振った直後に小ジャンプするが、その時にTNTバレルが落ちて来るので拾う。これをグラッバに投げ返せば良いのだが、グラッバが地上で動きを止めている時にしか通用しない(それ以外のタイミングで投げ返しても棍棒で破壊されるだけ)。
TNTバレルを3回ぶつけると、グラッバは連続ジャンプでコングを踏み潰そうとして来る。勿論震動が起こるので小刻みにジャンプして対処しよう。
そしてTNTバレルが出て来たら更に3回、合計6回ぶつければグラッパは沼に落ちてご臨終となる。
GB版『ドンキーコングランド』には登場しない。その理由はモノクロのゲームのため、クラッバとの判別が付かないからである。