設定
二つ名 | 神に近づく蝶の妖精(天)真夏のアゲハ蝶の妖精(三) |
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種族 | 妖精 |
能力 | 鱗粉をまき散らす程度の能力 |
テーマ曲 | 真夏の妖精の夢 |
登場作品 | 『東方天空璋』1面ボス 『東方三月精』第8話・第9話 『秘封ナイトメアダイアリー』火曜日及び裏・日曜日ボス |
概要
昆虫の成長・再生・変態を体現したアゲハチョウの妖精。
普段は温厚な性格であり何処かで戦闘があってもパワーアップアイテムを数個持参して遊びに行く程度なのだが、四季異変では溢れる力を持て余して暴走する。
チルノとは以前から知り合っていたようで、作中ではどちらが支配者になるか競い合っていた。
他の妖精同様に知性はそれほど高くないが、自分に勝利して移動しようとするチルノに「私の分も頑張って」とエールを送ったり、霊夢には異変解決の手伝いを申し出たりと、優しい性格である。
暖かい所や陽の光を好み、普段は太陽の畑を根城にしている。
反面、寒さが苦手らしく、チルノが住む霧の湖には「陽の光がまともに当たらない」、博麗神社には「風が強い」という理由で、あまり近づこうとしない。さらに冬ともなれば外出もしないためにやることがなくなり、拠点を魔法の森の洞穴奥深くにある別荘に移している。そして部屋を夏らしく模様替えし、春が来るまでひたすらにゴロゴロと生活を送る。
一方でただの妖精としては不可解な言動もあり、チルノの肌が黒くなったのは日焼けではなく暴走の影響であることを見抜き、異変の元凶の存在を予感している。さらにクラウンピースが持つ「凝視すると狂う松明」の本質を見抜き、その特性を利用して冬の気候を真夏に変える(さらにはヤシの木まで生やす)など、明らかに一妖精の範疇を越えた異常な能力を持っている。
摩多羅隠岐奈からは「もしかしたら妖精ではなく神かもしれない」と言われている(後述)。神主自身も「謎めいたものを秘めた妖精」とコメントしている。
Eternityは「永遠の」、larvaは「幼虫」という意味で、合わせて「永遠の幼虫」を意味する。
容姿
水色の髪に橙色の瞳を持つ。他の妖精と同じく裸足。
全身にアゲハチョウの幼虫~成虫までの意匠がされており、
頭の角とスカートは幼虫、お腹周りは蛹、背中の羽は成虫を表している。
この頭の角は常に頭部から出ているが、危険を察知すると弾幕と臭い匂いを出すようだ。
スペルカード
東方天空璋
- 蝶符「ミニットスケールス」
- 蝶符「アゲハの鱗粉」
- 蝶符「フラッタリングサマー」
- 蝶符「真夏の羽ばたき」
秘封ナイトメアダイアリー
- 蝶符「バタフライドリーム」(火曜日、弾幕夢2)
- 蝶符「纏わりつく鱗粉」(火曜日、弾幕夢3)
- 夢蝶「クレージーバタフライ」(裏・日曜日、弾幕夢4)
二次創作
常世神
ゲーム内で摩多羅隠岐奈が「常夜神かもしれない」と言った点から、普段は頭の悪い陽気な妖精を演じているが、まれに邪教として排斥された危険な神としての一面が顔を出すというもの。下記の摩多羅隠岐奈との組み合わせではそれが如実に現れる物が多い。
なお、史実で崇拝されたのは常世神であるが、ゲーム内では上記の通り常夜神と呼ばれる。常世と常夜は古くは同音で同じ意味を持っていた事かあるいは誤字が由来かと思われるが、異変中のラルバの台詞に新世界の神が含まれている事から、そちらのネタもあるかもしれない。
原作で仲が良いという点から描かれる組み合わせ。そこから今までチルノと中の良かった大妖精とも出会ったりしているが、チルノの知らない所でチルノ争奪戦を繰り広げていたりする。
直接的な接点は無いが、上記の常世神への言及から、お互いに深く関係する秦河勝と常世神の対立をなぞらえて生まれた組み合わせ。この時のエタニティラルバは常世神としての顔になっているものが多い。
余談
- 東方天空璋の体験版が頒布される2日前に神主のブログにてCDレーベルのキャラとして公開されている。
- 当初は「エタニティラーヴァ」という名前だったが、あまりにも強そうな響きだったのと、神主の構想する世界観とはそぐわなかったため、現在の「ラルバ」に変えたそうだ。(外來韋編肆より)
関連イラスト
関連タグ
東方Project 東方 東方天空璋 東方三月精 秘封ナイトメアダイアリー
リグル・ナイトバグ、黒谷ヤマメ…ラルバと同じく虫がモチーフにしたキャラであるうえ、永夜抄や地霊殿で1ボスを担当。
アナザーカブト…デザインに幼虫、蛹、成虫の要素があるキャラ繋がり。